寅子(伊藤 沙莉)は民事裁判の現地調査を提案します。
書記官の高瀬(望月歩)は大人しい性格で地元の大地主:森口さんから激を飛ばされてばかりです。
森口さんの弁護を務める杉田太郎は寅子(伊藤 沙莉)に”持ちつ持たれつ”でうんめぇことよろしくと話します。
法にのっとった正しい判断をするまでと答える寅子(伊藤 沙莉)、その背後で高瀬(望月歩)と森口さんの取っ組み合いのケンカが始まってしまいました。
寅子の裁判官としての判断はどのように下るのでしょうか。
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虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩)?優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~前回までのあらすじ・ネタバレ~
花江(森田望智)への手紙に「仕事も家事も完璧にこなす」と書いた寅子(伊藤沙莉)。
花江からの返事には「トラちゃんにしかできないことを」と書かれていました。
猪爪家からの手紙を嬉しそうに読む優未。
あんな笑顔を見たのは久しぶりです。
仕事では山の境界線をめぐる民事調停を担当することになり、申立人の森口(俵木藤汰)、弁護士の杉田(高橋克実)、書記官の高瀬(望月歩)らとで現地へ出向くのですがそこで森口さんと高瀬君が口論になってしまい。。。
虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩)?優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~波風を立てないで~
「クソジジイ!ほっといてくれ!!」
森口さんの胸ぐらを掴み怒りをぶつける高瀬君(望月歩)を見て、仲裁に入った寅子は転んでしまい川でずぶぬれになってしまいました。
「よりによってなんで森口さんに?」と尋ねる深田課長に「言いたくない」と言う高瀬(望月歩)君。
寅子(伊藤 沙莉)は「きっと酷いことを言われたのね。ずっと耐えてきた高瀬君があんなこと」とかばいますが、高瀬君の怒りは寅子にも飛び火します。
「波風を立てず、立つ鳥後を濁さずでお願いしたい!」
突然の高瀬(望月歩)の発言に言葉を失う寅子(伊藤 沙莉)。
深田は「すみません、支部長」と頭を下げますが、小野は「深田さんだって高瀬君と同じ気持ちじゃないんですか?」と意見します。
んんっ?同じ気持ち?ってどういう事?
功績を残そうとするよりも穏便にことが過ぎるようにしてほしいって?
口ごもる深田に寅子は「みなさんありがとう、黙っていられるよりずっといい」と笑顔で部屋をでていきました。
なんだろ。。。やるせない。。必死に仕事をして自分のために支部の為に時間を費やしてきたのに、みんな笑顔で協力的に思えたのにそんな風に考えていたんだ。。。本心を聞いてしまったけどこれからどうしたらいいのかわからない寅子、なんだかかわいそうに思えてきました。
虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩)?優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~私のテストの点数はウソ~
寅子(伊藤 沙莉)が家に帰ると「今日は誰も来なかったよ」と話す優未(竹澤 咲子)。
寅子は八百屋さんとお魚屋さんに断ったから、またお母さんのご飯でごめんねと言います。
優未、トラちゃんの顔を見て慌ててノートを隠したよね。
机の上のノートが気になる寅子。優未がお風呂の準備をしている間にいけないと思いながらもノートをみてしまいます。ノートには数字がいくつも書いてある、けどどこか不自然な数字。44?84?89?これって。。。
前に直明が教えてくれたテストの点数の偽装。
31点から84点に優未(竹澤 咲子)が偽装した時のことが寅子(伊藤 沙莉)の脳裏によみがえります。
部屋に戻ってきた優未(竹澤 咲子)は慌てて寅子からノートを奪い、背を向けたまま動きません。
「もしかしてテストが返ってきた?」と静かに聞く寅子。「知ってたんだ、私のテストの点数ウソって事」と言う優未。寅子は優未に「ごめんなさい」と謝ります。「嘘は良くない事だけど嘘をつかせたのはお母さんだから」寅子の正直な想いを優未に伝えます。そうだね、謝ることはトラちゃんにしかできない事。本当の気持ちが素直に伝わるといいね。
虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩)?優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~ギュルルル~ってお腹痛くなる~
優未(竹澤 咲子)はテストの答案用紙を寅子(伊藤 沙莉)に見せます。
「ごめんなさい、毎日おうちでは勉強してできてもテストの時になるとギュルルルって。どうせまたお腹痛くなる」と不機嫌そうに話す優未。
寅子はその話を聞いて笑い出します。
すると優未は嬉しそうに寅子(伊藤 沙莉)に近づき「本当に?他にはどんなダメなところがあったの?」と聞きます。
みんないい人とか優しい人としか言わないお父さんのダメなところを知りたいと嬉しそうに話す優未に、「そうねぇ…」と言ったものの目に涙が浮かんでしまう寅子は「夕飯つくるからまた今度話しましょう」とごまかしてしまいました。「はい」と返事する優未、せっかく気持ちが近づいたのにまたいい子になってしまった。。。
優未、なんだか寂しそう。。
優未(竹澤 咲子)にどう話したらいいのかわからず戸惑ってしまった寅子(伊藤 沙莉)、何を話せばいいのかわからない、なぜか胸が詰まってしまって布団の中で声を押し殺して涙します。
今までなら花江ちゃんに気持ちを聞いてもらえたかもね
翌朝、優三(仲野太賀)の写真を見つめる優未(竹澤 咲子)。なんだか元気がないように見えます。
お母さんのあんな顔見たらもう二度と聞いちゃいけないと察してしまったのかも
虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩)?優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~仕事行きたくない~
出勤した寅子(伊藤 沙莉)は高瀬(望月歩)の様子が気になり部屋をのぞきますがお休みだと言われてしまいます。
笑顔で会釈を交わしますがなんだかぎこちなく、変な空気に包まれます。
ああ~仕事行きたくない。。。帰りたい。。。よね~
支部長室で寅子(伊藤 沙莉)と話す航一の元に杉田次郎がやってきます。
航一にお弁当を届けに来たという次郎、航一が受け取らないことをわかっていても必死に勧めてきます。
食べ物でこっちの仲間に取り入れる作戦だよね
何回断られてもチャレンジしてくる図太さ、さすが杉田兄弟!
無駄になる、せっかく作らせたのにとごねる次郎に笑顔で拒否する航一、寅子は「私がいただきます、お代も払います」と返事します。次郎はそんな寅子が話を受け入れてくれたと思ったのでしょう、椅子に座りこみ「まさか書記官がね~」と話し始め、高瀬と森口さんのの口論の内容を言い出します。
「良かれと思って喝を入れただけなのに」と話す森口さんは、高瀬(望月歩)がしっかりしないと成仏できないと話しただけだと言います。
なんか、イヤな感じ。。。
兄も兄だけど弟も嫌みと凄味があるなぁ。。。
虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩?優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~グッときた名シーン~
父:優三への寅子と優未の思いが感じられるところがなんだか切なくなりました。
以前テストの点数を偽装してごまかした優未、今回もなんとか点数を書き直そうとノートに練習していました。
ノートを見られた優未は怒られると思い、体を固くして寅子に背を向けますが優未をそうさせたのは自分のせいだと謝る寅子。
そんな寅子に優未は緊張するとお腹が痛くなりテストがきちんとできないと打ち明けます。
そうだね、優三さんもいつもそうだった。試験の前や大事な話をした後にいつもトイレに駆け込んでいたよね。
そんなところが優未に遺伝したんだ、優未の中に優三さんを見つけたような気持ちになりつい笑ってしまった寅子。
高等試験の日、優三さんの緊張をほぐそうとして寅子は変顔で優三さんの気持ちをリラックスさせていました。
そんな寅子の優しさに優三さんは恋心を募らせていたこと、沢山の楽しかった時間、笑いあった日々。いっぱい議論しあった法律の話。思い出すのは優三さんの笑顔と優しいまなざし、あたたかい言葉。だけどそれを優未に上手く話せない。
翌日「ゆうべ、泣きましたか?」と聞く航一。
ああ、なんて痛いとこ突いてくるんだろう。。なんで自分の気持ちは隠すのに人の気持ちにはズカズカと入り込んでくるんだろう。
虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩)と優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~知恵と教養:望月歩~
三条支部の書記官:高瀬 雄三郎を演じている望月 歩さんについて調べてみました。
名前 | 望月歩(もちづき あゆむ) |
生年月日 | 2000年9月28日 |
出身地 | 長崎県佐世保市 |
血液型 | A型 |
事務所 | ヒラタオフィス |
2014年3月WOWOW・ドラマW『埋もれる』で俳優デビューとなった望月歩さん。
主なNHKドラマ作品について調べてみました。
ドラマ名 |
放送年月 | 役名 |
連続テレビ小説「エール」 | 2020年4月 | 松坂寛太 役 |
大河ドラマ「麒麟がくる」 | 2021年1月 | 細川忠興 役 |
17才の帝国 | 2022年5月 | 林完 役 |
ケの日のケケケ | 2024年3月 | 佐野一輝 役 |
老害の人 | 2024年5月 | 戸山俊 役 |
24歳という若さながら出演作品は非常に多い望月歩さん。
映画では2015年宮部みゆきさんの映画『ソロモンの偽証 前編・事件 / 後編・裁判』にて中学生・柏木卓也役に抜擢されました。
不登校の状態が続いていた矢先、裏庭で死体となって発見される柏木はとてもインパクトが強く印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
その後「アンナチュラル」7話「殺人遊戯」では親友の自死を止められずその原因がいじめにあると世の中に知らしめるため配信を行う高校生:白井君を演じました。
望月歩さんのものすごい演技力と迫力で食い入るようにドラマをみて、没入し感情移入しすぎて疲れてしまった事を思い出します。
その後「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や「監察医 朝顔」などで多才ぶりを発揮しコンスタントに毎クールのドラマに出演しています。
真面目で実直な役がとても似合う望月歩さんですが、うちに秘めた思いや伝えられない気持ちに悩む演技など本当に見ごたえのある俳優さんです。
虎に翼では三条支部で働く若い青年役ですが、一生懸命働く姿だけではなく周りからの噂に苦しんだり悩む場面などがありそうです。
望月歩さんの演技でドラマがより多くの人に共感してもらえるのではないかと思います。
虎に翼第78話 訴えられた高瀬書記官(望月歩)と優未(竹澤咲子)と優三(仲野太賀)の共通点~次回予想~
優未のテストの点数がイマイチなのは緊張してお腹がギュルルルとなるからだと知った寅子。
優未と優三のつながりを感じて嬉しいと思いながらも優未に優三の事を話せない、話そうとすると胸が苦しくなるのはなぜなんだろう。
亡くなった兄の事を森口さんにヤイヤイ言われ思わず怒りをぶつけてしまった高瀬くん。
航一に「昨日泣きましたか?」と尋ねられた寅子は高瀬のことがまるで自分が優未に優三の事を話せないでいる状況と同じなのかもしれないと思うのです。
この記事を書いたライターです。
子どもの頃からのテレビっ子。翌日学校でドラマの話をするのが大好きでした。
今も変わらずその延長線で好きを形に残したいとライター活動を始めました。
あったかいほうじ茶を飲みながら、のんびりと好きなことを書いていこうと思います。
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