虎に翼第31話弁護士として雲野法律事務所で働く寅子(伊藤 沙莉)。しかし厳しい現実が!

虎に翼

連続テレビ小説「虎に翼」は日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリーです。

困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を丁寧に描いています。

今週のタイトルは「女の心は猫の目?」です。

女心は、猫の目が光によって形が変化するように、気持ちがすぐに移り変わることに例えられ、女の心は気まぐれで変わりやすいことのたとえとして使われます。気まぐれな猫の目のようにコロコロ変わっていくのは誰の気持ちなのでしょうか。

虎に翼第31話第7週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~前回までのあらすじ~

寅子は口述試験も合格し、晴れて弁護士になりました。

困っている方を救い続けます、男女関係なく!

寅子の熱い思いを世の中は認めてくれるのでしょうか。

志半ばで諦めざるを得なかった仲間たちの気持ちも背負っていく覚悟です。

今日からはスーツを着て出勤します。

寅子の地獄への扉は開かれました。

虎に翼第31話第7週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~ランチタイム~

昭和14年春、優三さんは直言の工場に住み込みで働くことになりました

寅子も今日から出勤です。

1年6か月の間、雲野法律事務所で弁護士修習を受けることになりました

それぞれの春が始まります。

梅本
梅本

いつにも増して大きな声で挨拶をする寅子。雲野も「男とか女とか関係なく1人の弁護士として鍛えていくから覚悟しておくように」とやる気満々です。

お昼休みには寅子、花岡、轟の3人でご飯を食べながら近況を報告しあうのが日課になっています。

轟が修習を行っているのは共亜事件で若島大臣を弁護した錦田事務所、久保田先輩も一緒の働いています。

NHK好き主婦(鈴村春子)
NHK好き主婦(鈴村春子)

中山先輩は横浜で頑張っているそう、みんなそれぞれ頑張っているのね。

花岡は寅子に「頑張れよ、修習が終わったらお祝いしよう」と励ますと、寅子は花岡のお祝いの方が先だと言い出します。

花岡は1年先輩だもんね、試験が終われば裁判官だ

2人の様子を微笑ましく見ている轟、同じ夢を追いかけるもの同士励まし合いながら頑張っています。

なんだか青春だね~

虎に翼第31話第7週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~安寧秩序を妨害する本~

事務所に戻ると男性と雲野が口論になっています。

もっと適任の先生がいると雲野は断っているのですが「共亜事件を無罪にしたあなたに頼みたい。私にはもうあなたしかいない!」と言われ結局引き受けることになりました。

NHK好き主婦(三村和子)
NHK好き主婦(三村和子)

雲野先生、押しに弱いタイプなんだね~

依頼人の名前は落合洋三郎:帝大経済学部教授、彼の著書数冊が出版法第27条違反 安寧秩序を妨害する疑いがあるとして警察から起訴されています。

まずは落合先生の著書のどの部分が安寧秩序を乱す表現があるのか、寅子は本を読みこむところから始めます。

梅本
梅本

家に帰って寅子は花江に「教授のファシズム批判や政治批判が社会の秩序を乱した疑いがあるんですって。いくら非常時でも言論弾圧を許すわけにいかないでしょ?」と問いかけます。花江も話を聞いてはくれますが学校の友達や優三さんのように意見を交わす相手とはなりません。

NHK好き主婦(笹木たえ)
NHK好き主婦(笹木たえ)

トラちゃんの熱意がしぼんでしまう。。。

雲野は本の中のある一文が気になります。

”軍人は特殊な職能として与えられた武器を濫用したことになる”
日本は中国との戦時下にあり質素倹約をスローガンとし、戦争に勝つために国民には様々な制限や監視がかけられていました。
そのため少しでも政府や国の考えを批判するような表現は処罰の対象とされていったようです。

虎に翼第31話第7週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~長引く裁判~

公判第1回目が始まりました。

落合教授の門下生や大学の助教授らは傍聴をすることすら許されず、結局裁判は非公開となりました。

寅子も弁護士として教授の後ろに座ります。

梅本
梅本

あの人、特高のひとだ。。。寅子は法廷内にヒャンちゃんのところに来た特高の人が座っていることに気づきます。落合教授も特高に目をつけられたんだ。。。特高だから非公開の法廷内に入れるんだ。。

裁判官に向かって落合教授は「すべて否認します」と主張します。

弁護側が教授の著書は安寧秩序を乱すような内容ではないと説明しても、検事は疑いがあると言うばかりで双方の意見は平行線のままです。

雲野は何か別の観点があればいいのだが…と悩みます。寅子は再び教授の本を読みます。何とかして事務所に貢献したい、弁護士として、弁護士になれなかった仲間の無念を私が晴らす。寅子の気持ちはどのように反映されるのでしょうか。
自宅へ帰らず事務所で過ごす寅子です。

虎に翼第31話第7週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~2人でやらないか~

思うように進まない裁判。

寅子はノートに教授が出版した本がいつ印刷されて発行したのか書き出していました。

雲野はそれをみてあることに気づきます。

出版法に触れるとされた6冊の本はすべて初版は昭和7年から12年。現在のものと一字一句違いがない。出版法によれば控訴の時効は1年、よって初版から1年以上経過し時効が成立している

雲野は本の内容では争うのではなく別の切り口で無罪を証明してみせました。

一審で無罪を勝ち取ることができた雲野弁護士。

苦労の末勝ち取った勝利に興奮の寅子は母はるに「雲野先生は素晴らしい!」と熱く語るのですが、思った反応ではないのでなんだか不完全燃焼の寅子。

こんな時に優三さんがいてくれたら。。。

めちゃめちゃ盛り上がるのに!優三さんに報告したい!!

そんな時、猪爪家に花岡から電話がかかってきました

梅本
梅本

合格した!と話す花岡。トラちゃんに一番最初に報告したかったんでしょうね。嬉しそうに「これで晴れて裁判官だ」と伝えます。おめでとう!花岡さん!

どうしても寅子に伝えたかったという花岡、誰を誘おうかと悩む寅子に「お祝いは2人でやらないか」と言います。

それでいいの?と聞く寅子に「それがいいんだ」という花岡。

NHK好き主婦(三村和子)
NHK好き主婦(三村和子)

ええ~それってどういう意味?

NHK好き主婦(笹木たえ)
NHK好き主婦(笹木たえ)

いくら鈍いトラちゃんでもキュンとくるよね~

虎に翼第31話第6週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~グッときた名シーン~

晴れて弁護士として修習に励む寅子や轟たち。

花岡は1年先輩の為、あと少しで裁判官になれるかもしれません。

お互いによく頑張ったお祝いをしようと話す3人、なんだか青春の爽やかさがあり苦労を分かち合った友としての友情を感じます。

忙しい毎日の中でお昼に時間を作り一緒にご飯を食べて過ごすことが、明日への活力になっているのでしょうね。

無事試験に受かり裁判官になることが決まった花岡が一番に報告したい人は寅子でした。

花岡の合格を喜び、電話の向こうで小躍りする寅子の様子が目に浮かびます。

花岡はお祝いを2人でやりたいと言います。

これまで何度となく寅子の気持ちを翻弄してきた花岡ですが、これはどういうことなのでしょう。

梅本
梅本

なにか寅子に話しておきたいことがあるのでしょうか。それとも寅子との関係を友達から昇格させたいの?うわー次回が気になります!

虎に翼第31話第7週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~知恵と教養:雲野事務所の仲間たち~

今回は寅子が弁護士修習としてお世話になる雲野法律事務所で働く人々について調べてみました。

役名 役職 演者
雲野六郎 事務所代表 塚地武雅 共亜事件で寅子と知り合う
岩居 弁護士 趙珉和
常盤 事務 ぼくもとさきこ
雲野法律事務所の所長:雲野六郎を演じているのは塚地武雅さんです。

塚地さんは1971年11月生まれ、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の1人です。

2003年から俳優業もスタートし映画やドラマで活躍しています。

主なNHKドラマ出演作をまとめてみました。

  • とんび(2012年1月)葛原 役
  • 大河ドラマ 平清盛(2012年)藤原信頼役
  • 大河ドラマ 西郷どん(2018年)熊吉役
  • 連続テレビ小説 まれ(2015年) 寺岡真人 役
  • 連続テレビ小説 おちょやん(2021年)花車当郎 役

今回の雲野六郎という役は人情に厚く、いつも依頼をタダ同然で受けてしまい事務所の経営は苦しいそう。

梅本
梅本

塚地さんだと人が良くて情にもろいという雲野の設定がすごくあっていると思います。ずっと寅子の味方でいてくれるといいですね。

雲野法律事務所で働く岩居を演じているのは趙 珉和(ちょう たみやす)さんです。

趙 珉和(ちょう たみやす)さんハ1979年10月生まれ、在日韓国人の俳優さんです。

自主映画や現場の裏方の仕事などを経て2004年から俳優業をスタートしました。

主なNHKドラマ出演作をまとめてみました。

  • 出雲の阿国(2006年)
  • 連続テレビ小説 てっぱん(2010年)浜野一 役
  • 大河ドラマ 平清盛(2012年)鎌田正清 役
  • 紅白が生まれた日(2015年)吉村真治 役
  • 心の傷を癒すということ(2020年)谷村英人 役
  • 大奥 Season2「医療編」(2023年)五十宮役

どこか影があってなんだか気になる俳優さんですよね。

事務員常盤役を演じているのはぼくもとさきこさんです

ぼくもとさきこさんは1975年3月生まれ、劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」の劇団員です。

主なNHKドラマ出演作をまとめてみました。

  • 連続テレビ小説 ほんまもん(2001年) ヒカラビ 役
  • 笑う三人姉妹(2005年)
  • 使命と魂のリミット後編(2011年)小暮弘美 役
さりげない個性が際立つぼくもとさきこさんの活躍に注目してみてくださいね。

虎に翼第31話第7週「女の心は猫の目?」ネタバレあらすじ~次回予想~

花岡は見事試験に合格して裁判官になることが決まりました。

誰を誘おうかと悩む寅子に「お祝いは2人でやらないか」と言う花岡。

それでいいの?と聞く寅子に「それがいいんだ」といいます。

ええ~花岡は何を思っているんでしょう。

寅子にだけ伝えたいことがあるのでしょうか。

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