虎に翼18話ネタバレ!みんなでハイキング!大庭梅子(平岩紙)の三男も参加!ハプニング勃発!

連続テレビ小説「虎に翼」は日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリーです。

困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を丁寧に描いています。

今週のタイトルは「屈み女に反り男?」です。

女は少しかがんで俯向きかげんでなよやかにしている姿がよく、男は反対に少々胸を反らしているほうが男らしいという意味のことわざです。

男女平等という考え方が掲げられてはいますが実情はどうなのでしょうか。

女子部を卒業して男子学生と一緒に学ぶ寅子たち。あらゆる場面で男女の区別や違いに直面するのではないでしょうか

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~前回までのあらすじ~

ハイキングに出かけた寅子たちは集合前に「女ってのは優しくするとつけあがるんだ、立場をわきまえさせないと」と話す花岡悟(岩田剛典)の言葉を思いがけず聞いてしまいました。

「言わせておけばいいの」という梅子さんですが、花岡悟(岩田剛典)の言葉に激怒したのは轟でした。

彼らが言っていたことが本当の言葉なのでしょうか。

教室ではない場所でいったい何が待ち受けているのでしょうか。

ちょっとドキドキする~

ハイキングに出かける朝、寅子は玄関先で父親と一緒になります。

母を呼ぼうとする寅子に父は「今日一緒に映画を見に行くはずでさ」と話します。

寅子は「お仕事なら仕方ないけど帰ったら謝った方がいいと思う」とアドバイスします。

口ごもる父、最近帰りが遅い父親の様子をみて「女だ」と言う直道。

なんとなく不穏な空気が漂います。

直道の言うことはいつもハズレだけどね

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~花岡の気遣い?~

ハイキングにはしゃぐ轟は梅子の三男:光三郎の荷物を持ち「男の役目を果たすまで」と笑います。

子どもみたいにはしゃぐ轟、なんだかカワイイね

梅本
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新品の運動靴があわず、靴ずれを起こした寅子、気づいた花岡悟(岩田剛典)は手拭いを裂き包帯の代わりに巻きつけて「辛かったら言って、猪爪さんくらい背負って登るの、わけないから」と言います。

立ち上がる寅子に手を差し出す花岡悟(岩田剛典)、もうこれ王子様の仕草~大抵の女子はこれで恋に落ちるパターンじゃん!

「女ってのは優しくするとつけあがるんだ、立場をわきまえさせないと」って言ってた人は本当にこの人なのかしら

花岡悟(岩田剛典)という人は一体何を考えているのでしょうか。

爽やかにさりげなく気遣いができる人なのかと思う反面、女性ウケする行動を熟知していて優しい言葉もかけてくれる。

そりゃ、1週間に4通の恋文もらいますよね。

恋に奥手の寅子さんもなんだか気になっちゃいます。

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~料理は女の武器?~

ハイキングに来た寅子たち、お昼は持ってきたお弁当をみんなで分けて食べます。

梅本
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涼子さまはサンドイッチにローストビーフ、マドレーヌ 梅子さんはおにぎりをたくさん、寅子はほぼ母と花江が作ってくれた煮しめや卵焼きとめちゃめちゃ美味しそうテーブルを担いでくれた轟もさすがです

光三郎はみんなに梅子さんのおにぎりを手渡し「僕、お母さんのおにぎりが一番好き」と言います。

光三郎君、素直ないい子だね~

いつかお兄ちゃんみたいに素っ気ない態度をとる様になっちゃうのかな

梅本
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よねと崔さんに「今度は2人の手料理もご馳走になりたいな」と言う調子に乗る小橋は「料理は女性の武器なんだから」と言うと花岡悟(岩田剛典)が「彼女たちには料理なんて武器はいらないんだよ」と言います

 

なんかちょいちょい引っかかる言い方をするね、花岡悟(岩田剛典)。

取り柄のない女性でも料理上手だと見合い話で少し評価があがると言いたいのでしょうか。

寅子たちには関係ない、君たちは特別 そう言いたげな花岡悟(岩田剛典)です。

確かに嫁入り前に料理教室に通う なんていう習慣があったわ~

ですけどなんだかすっきりしない言い方です。

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~男と女~

食後、光三郎は男子生徒たちと相撲をとって遊んでいます。

いいなぁ君のお母さんは。ご立派に跡継ぎをお産みになって家事も子育てもせず悠々自適か~と言う小橋と稲垣は、大庭先生は立派で仕事もできて妾も囲っていると光三郎に話します。

梅本
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「やめて!子供の前でそんな話しないで!」と光三郎の元に駆け寄る寅子。小橋と稲垣は「大庭先生は立派だと言いたかっただけ」「そんなときだけ女ぶるなよ」と反論します

はぁ?男の世界に入ってくるのなら男の願望も受け入れろってどういうこと!?別に男になりたいわけじゃないのに。

花岡悟(岩田剛典)に助けを求める小橋達は「ご婦人方に好かれるのは男の格をあげるために必要なことだろ?」と言います。

梅本
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大庭先生はきちんと家庭を養っているし毎日社会の荒波にもまれているのなら、外で少しくらい息抜きした方が結果家庭円満になることもある どうしてそのくらいのことわからないんだ?とでも言いたげな花岡悟(岩田剛典)の表情です

花岡悟(岩田剛典)の本音がぽろぽろ出てきた!

家庭円満と思っているのは夫の方だけ、夫の女遊びを知って幸せを感じる妻はいません生活を盾にしぶしぶ納得させられているだけと言い返す寅子。それは昭和初期も今も同じことです

花岡悟(岩田剛典)も負けていません。”家の事をほったらかしで大学に通わせてもらっている”から”妾を囲うこと”を納得しているんじゃないか、それはしぶしぶなのか、と。

 

梅本
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食い下がる寅子に花岡悟(岩田剛典)も声を荒げます。「どこまで特別扱いを望むんだ?男と同様に勉学に励む君たちを敬い尊重している。特別だと認めてるだろ?」

その時点で男が上で女が下だという考え方ですよね。特別扱いしてほしいなんて誰も思っていないのに。寅子は怒りが収まらず「自分たちがどれだけ傲慢か理解できないの?」と突き飛ばします。

 

いやいや、こんな議論を戦わせるためにハイキングに来た訳ではありません。

ですが今まで花岡悟(岩田剛典)の話の中に出てくる「君たちは特別」「君たちとは違う」発言の真意はそういう事だったのですね。

言葉では君たちを敬い尊重してると言いながら、どこかそう言っておけば納得するだろうと軽くごまかされていたのです。

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~夫と離婚するために~

寅子は口論になってしまった花岡悟(岩田剛典)を思わず突き飛ばしてしまいました。

よろけた花岡悟(岩田剛典)が杭をつかもうとした途端、杭が倒れて花岡悟(岩田剛典)は崖から落ちてしまいました。

轟が花岡悟(岩田剛典)の様子を寅子たちに伝えます。心配した梅子さんは花岡悟(岩田剛典)の両親に電話しようかと言い出します。

梅本
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花岡悟(岩田剛典)は佐賀県出身、母親はずいぶん前に亡くなっていて今回の件は轟が後で父親に報告すると言い「あいつが自分で足を滑らせたんだ」と話します。轟、寅子たちを気遣って思ったよりなんだかいい奴だね~

梅子さんは「とうとうみんなに知られちゃった」と言い、結婚し長男を産み”嫁の鏡”だと言われたのもつかの間、子どもは姑が立派な弁護士にすると取り上げられ夫も家に帰ってこなくなったと淡々と話します。

梅本
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良き妻、良き母になる自信があったと言う梅子さんはそれでも子どもたちがいるからと耐えてきたのです。しかし闘うことから逃げていたら罰が当たってしまった。夫だけでなく長男も同じような態度や冷ややかな目つき、言動をとるようになってしまったのです。心も拠り所であったはずの子どもも変わってしまい、すべての自信を失ってしまいそうな梅子さんです。

甘味処で梅子に会った徹太がなんだか嫌がっているように見えたのはそのためか~

そして梅子さんは夫と離婚するために明律大学に入学し、子どもの親権を勝ち取るために法を学んでいると言います。ですが、よねさんも寅子も『民法第877条:子はその家にある父の親権に服す』とある限り無理だと言います。

梅本
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梅子さんも当然わかっています。ですが自分の幸せのためでなく子どもの将来を考え、夫のような人間にならないよう自分の手で子どもたちを育てていきたい、そのための糸口をつかみたいと。今は無理かもしれないけど、いつかその日が来ることを信じ、法を学んでいるのです。

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~グッときた名シーン~

今回は花岡悟(岩田剛典)が寅子に言った『外で少しくらい息抜きした方が結果家庭円満になる』という言葉をピックアップしていきます。

今でもそのような話、時々耳にします。

梅子さんの夫のような権力も財力もある人が外で妾を囲っていると聞きそれを羨ましく思う、そういう人もいるとは思います。

浮気は男の甲斐性』なんて言葉は、たくさんのお金があり、本妻にも豊かな生活をさせた上で愛人のことも責任をもって一生養えるという男性にのみ適用される言葉です。

つまり家庭を2つ持てるほど、愛情と金銭どちらも潤沢に与えられる人なら浮気をしても許せるという言い訳の言葉です。

この時代、男が外で妾を囲うのは経済的にも裕福である証拠のように考えられていましたが、寅子が言うようにすべて男性側からみた発言です。

その男性に振り回されている女性について考えることはしないのでしょうか。

その言葉に悲しみ傷つき自信を失いながら耐える事しかできない妻の事を考えることはできないのでしょうか。

梅子さんもずっと耐えてきました。生活の為、3人の子どもたちを育てるため夫や姑に口答えせず、自分をごまかしながら生きてきました。

戦わず過ごしてきたら長男は夫と同じような行動をして、母を蔑むような人間になってしまいました。

梅子さんは決心します、夫と別れ大庭家と縁を切り子どもたちをきちんと育てていきたいと。

そんな梅子さんに「もっと早く言ってくれたら」という寅子たち。

梅子さんの気持ちになって考えるとみんなに話したい気持ちと話したら自分は嫌われてしまうんじゃないかという怖さが常に半々だったのではないかと思います。

こんな自分を好きになってくれてありがとうと涙する梅子さん。何もできない嫌な女だと自分の事を蔑む梅子さんが、夫の元を離れ子どもたちとともに自信を取り戻していける日がきっと来ると思います。

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~知識と教養:ハイキング~

今回はハイキングについて調べてみました。

ハイキングとは健康のためや自然の風景や歴史的な景観を楽しむために軽装で、一定のコースや距離を歩くことをいいます。

一般的には標高の低い山や丘などで装備や服装などもあまり気にせず気軽に散策するというイメージです。

昭和初期に世界的にハイキングが流行したこともあり、日本でも都市部を中心にブームが起こったそうです。

鉄道を使ってのレジャーが庶民に広まったことや健康増進、体力増強の訓練にも役立つことから国を挙げてハイキングが注目されるようになりました。

学生同士でハイキングに出かけ、そこから恋愛に発展するなんていうこともあったようですが、お見合いが主流だったころなので寅子の父:直言の先輩はもしかしたら時代の先端だったのかもしれません。

普段は袴姿で登校している寅子もハイキングではブラウスにスカート、帽子をかぶり運動靴スタイルでした。

華族の涼子さまも帽子をかぶり白いツーピース姿も爽やかで素敵です。

普段と違う姿でいつもは知らない顔を見るとなんだかドキドキしますね。

 

今回の寅子たちのハイキングはドキドキというよりハラハラする展開になってしまいましたけど!

虎に翼 18話 ネタバレ第4週「屈み女に反り男?」~次回予想~

夫と離婚するために法律を学ぶ梅子さん、3人の子どもの親権を得るには法の壁が立ちふさがります。

自立して経済的にも自活するために梅子さんはどうしていったらいいのでしょうか。

一方、花岡悟(岩田剛典)のケガの具合が気になります。

ケガを負わせてしまったと悩む寅子ですが、花岡悟(岩田剛典)の考え方にも納得いかない部分があります。

特別扱いでなくただ同じ志を持つ仲間として学んでいけるのでしょうか。

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