家庭裁判所設立準備室に異動となった寅子。
新しい部署には大学時代の同級生、稲垣や小橋もいました。
上司の多岐川はクセの強い変わり者のようで、今まで接したことのないタイプです。
無事に役目を果たすことができれば裁判官にしてほしいと桂場に直談判した寅子は何としてもこのプロジェクトを成功させなければなりません。
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「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(53)ネタバレあらすじ~難航する合併~
- 家事審判所は全都道府県にあるが少年審判所は全国にはない
- 少年審判所は独立した庁舎だが家事審判所は間借りしたもの
ほんと、のんびりして他人事みたいに。。。
「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(53)ネタバレあらすじ~バカタレが!~
傍にいた人も思わずビクッとなっちゃってるよ!
また怒る!ほんとすぐに大声出すんだから!
「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(53)ネタバレあらすじ~ファミリーコート~
多岐川は寅子を秘書課長室に連れていきます。
ファミリーコート?ってなんだ?
さっきからキョウコちゃんキョウコちゃんって。。。
独身だって言ってたのに家で待ってるってどういうこと?
ライアンは「サディは家事審判所と少年審判所の合併には反対なんだね」と紅茶を入れながら話を聞きます。寅子はいろんな事情は理解できるものの、急いては事を仕損じるのではないかと心配しています。互いの審判所も納得していないのも不安材料です。
ライアンが入れてくれたイチゴジャム入りの紅茶、素敵~オシャレだわ~
愛ある裁判所?あの暴言男が熱心なの?
なんだか信じがたい話だわ。。。
多岐川の元でならきっと学ぶことがたくさんある、それに寅子とはウマが合いそうだと笑うライアン。
もしかしたら多岐川という男はそんなに嫌な奴じゃないのかも。。。でも今のところはまだ謎が多すぎてわかりません。
これはやっぱりお酒の力が必要なのかも。。。笑
「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(53)ネタバレあらすじ~多岐川幸四郎の真実~
家に帰った寅子は直明と夕食を食べながら仕事の話をします。
すると直明は「ええっ?お姉ちゃんの上司ってあの多岐川幸四郎さんなの?」と驚きます。
直明は自分が今活動している東京少年少女保護連盟(Big Brothers and Sisters movement)を日本で最初に取り入れた人が多岐川さんなんだと寅子に説明します。
京都の少年審判所に学生たちを呼んで関西の学生を団結させたと話す直明。
寅子は驚いて思わず大きな声が出て、はるに怒られる始末。
この日のはるさんの手帳に”寅子の上司が直明の活動と関係していると知り驚く2人”なんて書かれているかもね~
ライアンからは多岐川は少年法に熱心な人、ファミリーコートを日本に根付かせようとしている人と言われ、直明も少年らの保護活動を日本で初めて行った人だと言いますが、自分の目の前にいる人物が本当にそうなのかイマイチ理解が追いつきません。そうだよね、すぐ暴言を吐くし優しくないし、ボランティア活動なんて想像もできません。
翌日出勤した寅子は汐見から「多岐川さんは裏で檀さんや浦野さんと交渉を続けてるんだ」と聞かされた寅子、次回は同席することを約束します。
交渉って。。。やっぱ飲み会か!
ここでは仕事の話は野暮だよ~ってやんわり釘を刺されちゃったね、トラちゃん。
この場所は花岡と2人でお祝いしたレストラン。
花岡が亡くなってから1年、たった1年しか経っていないのに食べ物に困ることは少なくなってきました。
なんだか花岡が浮かばれません。。。
しんみりした気持ちになって席に戻る寅子。
テーブルには間違ってお酒を飲んで突っ伏している汐見が待っていました。
多岐川と2人で酔っぱらった汐見を自宅に送り届ける寅子。
倒れこんだ多岐川は玄関先で「キョウコちゃ~ん、君の愛しの旦那さんが酔いつぶれちゃいましたよ~」と叫びます。
表札が多岐川と汐見になってるって。。同居しているの?
キョウコちゃんって汐見さんの奥さんのことだったんだ
部屋から出てきたのは腰を押さえ大きなお腹のキョウコちゃん、その顔はヒャンちゃんでした。でもヒャンちゃんは寅子の顔を見てなぜ目をそらすのでしょう。全く嬉しくなさそうです。
再会したヒャンちゃんの顔には笑顔がありませんでした。
いつも明るく笑顔で話す、友達思いのヒャンちゃんはいなくなってしまったのでしょうか。
「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(53)ネタバレあらすじ~グッときた名シーン~
多岐川が少年審判所の檀や家事審判所の浦野と交渉と言う名の飲み会を行っていた場所、そこは花岡のお祝いを2人でした場所でもありました。
花岡が司法修習後の試験に合格したお祝いに2人きりで訪れたレストラン。
合格をいち早く電話で寅子に伝えた花岡、2人でお祝いしたいと言った花岡、新しく作ったワンピースに気づき「似合ってる」と褒めてくれた花岡。
ここで一度食事をしてみたかったと話す寅子は「まだまだ半人前だけどたくさん経験を積んで立派な弁護士になりたい」と夢を花岡に語っていました。
憧れのこのレストランでの初めての食事が花岡だった、その事実は寅子の心の中にずっと残っていく事でしょう。
このレストラン、ドラものオンエアが始まったばかりの時も桂場と穂高先生が食事をしたり、共亜事件の時も竹中と出会ったり、いろんなシーンでいろんな人たちの交流を描いてきました。
寅子が優三さんを穂高先生に紹介したのもこのレストランでした。
法曹会館の中にあるレストランなので何かとみんなが利用しているようですが、やはり花岡が亡くなってしまってからは寅子にとって少し特別な場所でもあるように思います。
「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(53)ネタバレあらすじ~知恵と教養:東京少年少女保護連盟~
直明が寅子に話していた東京少年少女保護連盟(Big Brothers and Sisters movement)について調べてみました。
戦後まもない混乱期、町にあふれた孤児に対して若者の力で何かできないかと考えた学生の投書がきっかけとなり、京都少年保護学生連盟が発足しました。
様々な立場の少年に「兄」や「姉」のような立場で接し、一緒に悩み学び楽しむことによって立ち直りや自立を支援する青年ボランティア団体をBBS会と呼び現在も実在する非営利団体です。
厚生省の全国孤児一斉調査結果によれば戦災孤児は28248人、植民地からの引き上げ孤児は11351人。
国の保護政策では個人家庭への保護委託や養子縁組の斡旋などもありましたが、未成年の兄弟だけで暮らしたり同じ境遇の者と徒党を組んで生活をする人も多くいました。
生活をするために貰いをしたり仕事を手伝う人もいましたが、置き引きやスリなどの軽犯罪に手を染める人も多くいました。
大人も子どもも生きるために必死だった時代、この時代のことを私たちはもっと積極的に知らなくてはいけないと改めて思いました。
「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(53)ネタバレあらすじ~次回予想~
酔いつぶれた汐見を多岐川とともに自宅へ送り届けた寅子。
多岐川が「キョウコちゃ~ん」と呼ぶと部屋の奥から身重の女性が出て来ます。
その女性の顔を見て寅子は「ヒャンちゃん?」と尋ねますが、女性の表情はこわばったまま。
一緒に女子部で学んだヒャンちゃんに間違いはないはず、ですがまるで別人のような対応です。
ヒャンちゃんにいったい何があったのでしょう。
なぜキョウコと名乗っているのでしょうか。
ヒャンちゃんの笑顔と明るい声がもう一度見たい、寅子だけでなく私たちも同じ思いです。
この記事を書いたライターです。
子どもの頃からのテレビっ子。翌日学校でドラマの話をするのが大好きでした。
今も変わらずその延長線で好きを形に残したいとライター活動を始めました。
あったかいほうじ茶を飲みながら、のんびりと好きなことを書いていこうと思います。
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