寅子(伊藤 沙莉)を法曹の世界へ導いてくれた穂高先生。
退任式を台無しにしてしまった寅子(伊藤 沙莉)ですが翌日穂高先生と語り合い、互いに誇りに思い感謝している事を伝えることができました。
そして穂高先生は永眠されました。
偉大なる師を亡くし、桂場は穂高イズムを継承すると誓います。
寅子は穂高先生の志を胸に仕事に向き合う決心をします。
- 虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~前回までのあらすじ・ネタバレ~
- 虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~おかへりなさい~
- 虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~アメリカへの視察~
- 虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~トラちゃんが喜ぶように~
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- 第71話 アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~次回予想~
虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~前回までのあらすじ・ネタバレ~
退任式の翌日、穂高先生(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)はお互いの立場からの思いを遠慮せずにぶつけ合います。
互いにリスペクトしている部分に感謝を伝え、最後は笑って話しをすることができました。
寅子(伊藤 沙莉)は家庭裁判所の案件:栄二(中本ユリス)の親権問題について、栄二本人の気持ちを引き出そうとします。
栄二は寅子(伊藤 沙莉)の言葉をきっかけに、自分が本当に頼りたい人は誰なのか考えます。
虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~おかへりなさい~
昭和26年、花江(森田望智)
と子どもたちは飾りつけを作っています。
んっ?トラちゃんどこに行ってたの?
飾りつけして出迎えるくらいだからどこか遠くの出張なのかな?
学校から帰ってきた直明(三山凌輝)が職場に寄るから遅くなると寅子から電話があったと言います。
花江(森田望智)は優未(竹澤 咲子)の様子が気になるのか「今日ぐらいまっすぐ帰ってくればいいのに」と言いますが、直治と一緒にギリギリまでのんびりできると笑っています。
ハイヒールとサングラスで颯爽と家事局に向かう寅子(伊藤 沙莉)。
多岐川(滝藤賢一)は「待ちわびたぞ」と歓迎します。
そう、寅子(伊藤 沙莉)はアメリカでの裁判所視察団に参加していたのです。
トラちゃん素敵なお洋服、ストッキングもオシャレだわ~
虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~アメリカへの視察~
多岐川(滝藤賢一)は寅子(伊藤 沙莉)の視察の話が聞きたくてたまりません。
寅子(伊藤 沙莉)も意気揚々と語ります。
嬉しそうにアメリカでの様子を話す寅子、家庭局のみんなは興味津々で寅子の話に聞き入ります。現場のファミリーコートを見ることによって寅子の仕事熱がますます盛り上がっていきます。ほら、優三さん、何かに夢中になってキラキラしてるでしょ?私。こういう私でいることで優三さんを安心させることができるよね
虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~トラちゃんが喜ぶように~
寅子(伊藤 沙莉)の帰りを待つ猪爪家、花江(森田望智)がそろそろトラちゃん帰ってくる頃かもと声をかけると寝転んでいた子どもたちが机に向かって勉強を始めます。
直明(三山凌輝)が「勉強するフリしなくてもいいんじゃない?」と言うのですが直人(琉人)は「トラちゃんはこういうのが一番喜ぶの」と言います。
まぁ、賢い子どもだった寅子だから。。ね
子どもたちなりに寅子を喜ばせようと一生懸命なんだよ。。きっと
寅子(伊藤 沙莉)が嬉しそうに帰ってきました。
優未(竹澤 咲子)も大きな声で「おかあさん!おかえりなさい!」と駆け寄って抱きつきます。
「いい子にしてた?」「うん、今も勉強みてもらってたんだ」と笑顔で答える優未。みんなの元気そうな顔を見て嬉しそうな寅子。なんだか絵に描いたような理想的な家族みたいです。そう、絵にかいたような薄っぺらい家族。うわべだけしか見えてない寅子には気づくこともないみんなの気持ちです。
寅子(伊藤 沙莉)はみんなにアメリカのお土産を渡します。
花江(森田望智)には美容クリームと料理の本、嬉しそうに本を手に取りますが、すべて英語で書かれていてテンションが下がってしまいます。
寅子(伊藤 沙莉)は「花江なら読めるわよ」と言い、子どもたちにもたくさんの本を渡し「わからないところは辞書を引くのよ」と言います。
素直に喜べず戸惑う直人(琉人)たち、すかさず花江(森田望智)が「トラちゃんにお礼して」と取り繕います。
大きな声でありがとうと言う子どもたち、寅子(伊藤 沙莉)は満足気にうなずきます。
見えてない、トラちゃん大事なところが見えてないよ。。。
虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~ご苦労さんでした~
寅子(伊藤 沙莉)の仕事はますます忙しくなっていきます。
取材を申し込んできたのはなんと竹中(高橋努)さん。
うわ!懐かしい顔!竹中さん元気だったんだ!
竹中(高橋努)はフリーのジャーナリストになり『新時代の開拓者 佐田寅子』と題した取材をさせてほしいと言います。
思えば女子部に入学した寅子を変わり者扱いして記事にした竹中は、よねさんの乱闘で台無しになった法廷劇の記事を取り上げたり、共亜事件を調べる寅子を守ったり寅子の半生を良く知る人物です。その竹中から世の娘さんの希望の光だなんて言ってもらえて、もう寅子は有頂天です。
取材だからいい顔させてあげたい、寅子が喜ぶようなことを言ってあげたい。子どもたちも寅子の良いところや喜ぶ事をを竹中に話します。でも寅子との関わりの長い竹中はどこか違和感を感じていたのでしょうね。それとも取材ではこういう事よくあるのかもしれません。
そういう言い方する人だっけ?トラちゃん
虎に翼第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~グッときた名シーン~
このところずっと花江ちゃんの表情が気になって仕方ありません。
子どもたちには手抜きをさせてと頼み、自分の幸せな時間を作るために家族みんなで協力してほしいと話しました。
結局甘え上手な花江はみんなに助けを求めて少し力を貸してもらってより家族の絆を深めることができたように思います。
花江が甘えることで子どもたちも花江に甘えることができて、優未や直治ものびのびと自分の姿をみせて生活しているようです。
一方寅子のことはずっと「スゴイ」「立派」と褒めていました。
もちろん、法律に関わり家庭裁判所を作り「佐田寅子」のサインを求められるくらい有名人になった寅子は立派でスゴイ人であることに間違いはありません。
でもいつしか優未や家族に対する気持ちと仕事に対する気持ちの比重が大きく変わってきたように思います。
仕事優先で家族のことは花江に任せっぱなし、というか仕事以外のことに自分の貴重な時間を費やしたくない寅子の思いが溢れすぎていたのでしょう。
寅子の気持ちもわかる、でもこのままで言い筈がない。
優未の健気な気持ちも踏みにじってはいけない。
一体花江はどうすればいいのか、こんな時はるさんならどうするのか 花江の苦しい胸の内が作り笑顔の向こうに見えて切なくなりました。
アメリカ第71話アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~知恵と教養:三淵嘉子さんのアメリカ視察~
「虎に翼」の主人公:佐田寅子のモデルとなった三淵嘉子さんは昭和25年アメリカ視察隊のメンバーに選ばれました。
横浜から船に乗り10日間ほどかけてシアトルに到着し、その後はシカゴ、ニューヨーク、ワシントンD.C.を経て最終的にはサンフランシスコにも滞在し、約3ヶ月職員らの働きぶりを視察していたそうです。
アメリカの家庭裁判所における職務内容や給与、事件の処理など日本とも違いを報告した三淵嘉子さんは特に「プロベーション・オフィサー」という職に非常に興味を持ったそうです。
「プロベーション」とは、「刑罰の宣告を猶予する制度」の事です。
専門的な教育と訓練をうけた職員が裁判官のサポーターとして大きな役割を担っていることに驚いた三淵さん。
これからの日本に重要なのは、教育と経験に裏打ちされた確かな仕事ができる人材だと気付いたのでしょう。
もちろんドラマの中で寅子が話していたように託児所や食堂、寝室といった施設が充実していることも驚いた一面だったようです。
当時のアメリカ大統領は、フランクリン・ルーズベルトの後を継いだハリー・S・トルーマン。
彼は第二次世界大戦の終戦から冷戦開始に関与した人物で、在任中にNATO(北大西洋条約機構)やCIA(中央情報局)、NSA(アメリカ国家安全保障局)、国防総省を創設した人物です。
後に三淵嘉子さんは「原爆裁判」と呼ばれた裁判の口頭弁論から結審まで関わった人物です。
この先のドラマでこの「原爆裁判」について触れることがあるのか楽しみにしています。
第71話 アメリカの視察から帰国!華々しく活躍する寅子(伊藤沙莉)の予定通りいかない人生~次回予想~
アメリカの視察を終え多岐川(滝藤賢一)の理想とするファミリーコートの現実をくまなく見聞きしてきた寅子。
古くから付き合いのある竹中が寅子の密着記事を書きたいと企画を持ってきました。
『新時代の開拓者 佐田寅子』そんな風に竹中さんに言ってもらえる日がくるなんて。
ずっと寅子の新聞記事をスクラップしていた直言が生きていたらどんなに喜んだことでしょう。
仕事に夢中になっている寅子には猪爪家に流れる違和感に気付くことなどありません。
特に優未を心配する花江。このままでは良くないことがわかっているのにどうしたらいいのかわからず苦しんでいます。
この記事を書いたライターです。
子どもの頃からのテレビっ子。翌日学校でドラマの話をするのが大好きでした。
今も変わらずその延長線で好きを形に残したいとライター活動を始めました。
あったかいほうじ茶を飲みながら、のんびりと好きなことを書いていこうと思います。
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