虎に翼第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断

虎に翼

突然言い渡された新潟への転勤、新潟には自分と優未の2人で行くと直明(三山凌輝)と花江(森田望智)に告げる寅子(伊藤 沙莉)

優未を連れて行ったら1人で寂しい思いをするから反対だと言う直明(三山凌輝)、優未は私の子どもだから連れて行くと言う寅子。

トラちゃんは何も見えてない、何もわかってない。

直明が必死に止めますが、ついに花江(森田望智)の感情は爆発してしまいました。

「優未は必死にいい子を頑張ってる!」

泣き出す花江(森田望智)、想像を超えた言葉に何も言えない寅子(伊藤 沙莉)

どういう事?みんなはわかっているのに母親である私が何もわかっていないって何?

寅子(伊藤 沙莉)は言葉を失います。

  1. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~前回までのあらすじ・ネタバレ~
  2. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~些細なズレ~
  3. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~なぜテストの点数を改ざんしたのか~
  4. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~~
  5. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~私は困っている!~
  6. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~グッときた名シーン~
  7. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~知恵と教養:美山加恋さんについて~
  8. 第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~次回予想~

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~前回までのあらすじ・ネタバレ~

アメリカ視察から帰国した寅子(伊藤沙莉)は大忙しです。

多岐川(滝藤賢一)、山本長官(矢島健一)と共にラジオ番組に出演し、「家庭裁判所の母」と呼ばれ恐縮しますが内心とても嬉しく自慢げに子どもたちに話します。

女性の社会進出についても長官に自分の考えを述べる寅子(伊藤 沙莉)

寅子(伊藤 沙莉)が新しく担当することになったのは不貞行為を理由に夫から離婚の訴えを起こされた女性・瞳(美山加恋)。

謝ったのに許してくれない夫を男らしくないと言う瞳、彼女をいさめた寅子(伊藤 沙莉)は「女の味方ではないのか」と非難されてしまいます。

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~些細なズレ~

優未はあなたに甘えたくても必死に我慢していい子を頑張ってる、喜んでもらおうといい子なふりをしてる。トラちゃんが見てるのは本当の優未じゃないの!

そう言って我慢しきれずに泣き出す花江(森田望智)

まるで考えてもいなかった花江(森田望智)の言葉に固まる寅子(伊藤 沙莉)。

梅本
梅本

一体どういうことなのだろう、花江はいろんなことを私に言った。ただ単に怒っているだけではなかった。母が生きていたらきっと花江のように、花江以上に厳しいことを言われたはず。今の私がこの家を支えているのは事実、だけどなぜ優未はいい子をがんばるのか、その優未の姿になぜ気づけなかったのか。。。 寅子の頭の中は混乱しています。

寅子は素直に私の何がダメだったのか直明(三山凌輝)に聞きます。

ダメではなかったけど本当に些細な…んっ?みたいなズレは結構あったかな

直明(三山凌輝)は正直な気持ちを話します。

お姉ちゃんいつも頑張ってるから、応援したいし支えたい。だから些細な…んっ?みたいなズレは受け流さなきゃってみんな思っちゃって。気づいたときにはとんでもないおかしなことになっちゃって。。。
NHK好き主婦(鈴村春子)
NHK好き主婦(鈴村春子)

些細なズレ?ってなんだろう。

NHK好き主婦(笹木たえ)
NHK好き主婦(笹木たえ)

 微妙な空気って事かな? そんな んっ?みたいなズレ感じることってあるよね。

梅本
梅本

小さなズレや感覚の違い、反応の仕方 それが積み重なりどんどん良くない方向に向いていってしまったと直明は話します。静かに直明の言葉をかみしめる寅子 ですがわかるようなわからない話です

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~なぜテストの点数を改ざんしたのか~

直明は寅子(伊藤 沙莉)に1年前のことを話します。

優未が算数で31点を取ってきたことがあった。「大丈夫だよ、ここをこうすれば」と直人と直治がアドバイスしてその31点を84点に偽造して寅子に見せた。「優未、頑張ったでしょ?」直治も援護する。ニコニコして寅子を見つめる優未。そのテストをお姉ちゃんは「間違えた部分を復習して次は100点だ」と言った。

寅子(伊藤 沙莉)は思い出します。あの日、体調が良くなくて仕事を早く帰ってきたんだった。

偽装だってよく見ればすぐにわかると直明(三山凌輝)は言います。

もちろんテストの点数をごまかすのは良くない、でも優未は寅子の顔色をうかがってズルしてでもいい子のふりをしている。それをお姉ちゃんも求めてきた。手のかからないお利口さんを求めてなかった?
直明の言葉に何も言えなくなってしまう寅子(伊藤 沙莉)
寅子(伊藤 沙莉)は何を見ていたのでしょう、優未の顔?テストの点数?
梅本
梅本

知らず知らずのうちに寅子は口にしていました。「優未、お利口さんにしてた?」求めていた訳じゃない、留守の間いい子にしていたことを褒めようとしていただけなのに、みんなに迷惑かけないでいてくれたことを労いたかっただけなのに、いつしかいい子でお利口さんでいなくてはお母さんが喜ばないと優未は考えるようになってしまったのです。

直明(三山凌輝)は言います、仕事や理想に燃えるお姉ちゃんが好きだ。だからこそ新潟には1人で行くべきだと。

NHK好き主婦(笹木たえ)
NHK好き主婦(笹木たえ)

どうしたらいい?こんな大切で大変なこと、1人で決めるの?

NHK好き主婦(鈴村春子)
NHK好き主婦(鈴村春子)

優三さん、トラちゃんを助けてあげて

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~~

花江(森田望智)は子どもたち3人の寝顔を見つめています。

この子たちを幸せにするにはどうしたらいいのか。

穏やかな寝顔を守っていくために、私はどうするべきだったか、この先どうしたらいいのか。

翌朝早く、寅子(伊藤 沙莉)は仕事に出かけます。

いつものように花江(森田望智)は明るく「おはよう」と声をかけますが、そそくさと寅子(伊藤 沙莉)は出かけてしまいました。

どんな顔してどんな声で話してもやっぱり今までのようにはいきません。

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~私は困っている!~

福田夫婦の離婚調停の日です。

ですが瞳さんは現れませんでした。

梅本
梅本

「時間の無駄です、私の意志は変わりません」夫は部屋を出ていってしまいました。「佐田さんの話が胸に響かなかったんですかね」「調停は不成立とせざるを得ないかと」寅子(伊藤 沙莉)の力も及ばず、案件は地方裁判所に持ち込まれることになりました。

とぼとぼと家裁に戻ると、廊下で瞳が白いハンカチを握りしめ座っていました。
「私、とても具合が悪くて調停に行けなかったの」と話す瞳に電話して頂けたらと言う寅子、瞳は家を追い出されて電話なんかないと言います。
相手の気持ちになって。。る?相手の立場や状況、汲み取ってる?
「あなたのせいで裁判になって。。いつも女の味方みたいな顔してさ」瞳の怒りはおさまりません。
梅本
梅本
寅子は反論します。「私は女性の味方ではありません。法の下、男女平等に困っている人の味方に…」と話す寅子に「だから私は困っているの!!」と叫ぶ瞳。そうやって恵まれた場所から偉そうに」とハンカチにくるんでいたカミソリを寅子に向けます。
ヤバイ。。。この状況、マズイ。。。
アンタみたいな奴が一番腹立つのよ!!! 右手を振り上げる瞳。
騒ぎに気づいた職員らに瞳は取り押さえられ、寅子(伊藤 沙莉)がケガを負うことはありませんでした。
小橋が寅子(伊藤 沙莉)に声をかけますが「平気だから騒ぎにしないで」と言い瞳の様子を見つめます。
梅本
梅本

ずっと寅子を睨みつけていた瞳。自分勝手な言い分であることはわかるのですが、寅子が瞳に言った「相手の気持ちになって、相手に寄り添って」の言葉がブーメランの様に寅子に返ってきます。

家に帰るとみんなでカルタを楽しんでいる声が聞こえます。

「相変らず優未に甘いな」と道男(和田庵)が笑うと「猪爪家の姫様だから」と直人琉人)が茶化します。

梅本
梅本

楽しそうに笑う優未、優未が笑うとみんなも笑います。外からその様子を見た寅子、こんなふうに笑う優未の声聞いたことあったっけ。。こんな笑顔みたことあったのかな。。優三さんの声を思い出し声を殺し涙する寅子。なんて切ないの?

涙をぬぐい、家に入り何かを決意したような顔でじっとみんなを見つめる寅子(伊藤 沙莉)

子どもたちだけでなく大人もみんな表情が固まります。

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~グッときた名シーン~

寅子は竹もとに行き、家族へのお土産に団子を買って帰ることにしました。

すると店には取材に同席した女子学生がやってきます。

「裁判官志望だと言うとみんな”次の佐田寅子になれ”と言う。佐田さんには悪いけど私、家裁には行きたくない。家裁に行ったら出世の道は絶たれるから
数日前、ここで佐田さんの後を追いかけると言っていたあの子たちは「佐田さんの言動は短絡的よね」と寅子の批判が始まります。
梅子さんはすぐに気づき、障子を閉めますがどうしても耳に入ってきてしまいます。
NHK好き主婦(三村和子)
NHK好き主婦(三村和子)
「悪気はないことは彼女たちには伝わってると思う」って梅子さん、フォローになってない気がする。。
憧れの人だともてはやされ、有頂天になった寅子が後輩へ言った言葉は、瞳が言う『恵まれた場所から偉そう』に言う言葉で少しも心に届かないだけでなく、反感を買ってしまったようです。
傷ついた寅子の心が再び折れてしまわないか、心配です。

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~知恵と教養:美山加恋さんについて~

寅子をカミソリで襲った女性:瞳を演じた美しい女性、名前を見て驚きました。

ここでは美山加恋さんについて調べたことをシェアしようと思います。

名前 美山 加恋(みやま かれん)
生年月日 1996年12月12日
出身地 東京都
身長 152㎝
事務所 ホリプロ
主なNHKドラマについて調べてみました
ドラマ名 放送年月 役名
連続テレビ小説「純情きらり」 2006年4月 有森桜子 役
キャットストリート 2008年8月 青山恵都 役
派遣のオスカル少女漫画に愛をこめて 2009年9月 森谷琴音 役
正直不動産2 第6話 2024年2月 清川明日美 役

美山加恋さんの名前を聞いて思い出すのは2004年のテレビドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』です。

このドラマは草彅剛さんが演じる『僕シリーズ3部作』の2作品目です。

仕事一筋の銀行員の男(演:草彅剛)の妻が家を出て行ってしまい、戸惑いながらも娘の凛(演:美山加恋)との生活で父親らしい面を取り戻していくドラマでした。

とにかく凛ちゃんがたまらなく素直で可愛くて、でも「はい」しか言えなくて、涙を誘うシーンがいくつもありました。

あの小さくてかわいい凛ちゃんのイメージとは正反対の女性を演じる加恋さんを見れてとても嬉しくて演技力もさすがだと満足しました。

最近は声優業にも取り組み、女優業と2本の柱でやっていきたいと語る美山加恋さん。

加恋さんの活躍、非常に楽しみです!

第73話新潟地家裁三条支部への転勤!いい子を頑張る優未(竹澤咲子)の本当の姿を知った寅子(伊藤沙莉)の決断~次回予想~

寅子は自分の言動を振り返って考えていました。

どこかで優未にお利口さんでいることを求めていた、後輩の女学生たちに自分の後を付いてこれるように道を整備しておいたと話し、困っている人に手を差し伸べると言いながらきちんと声を聞き取ることを怠っていた。

全て自分の言葉が自分に返ってきているだけ。

寅子は猪爪家のみんなと本当の気持ちを話し合い、これからの生活をどうしていくのか考えます。

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