虎に翼第52話あらすじ!花岡悟(岩田剛典)の死の理由に衝撃を受ける人々!

虎に翼

学生時代を共に過ごした仲間の花岡が餓死してしまいました。

法としての正しさと人としての正しさの狭間で苦しみ、法を司る人間として選んだ選択は自らの命を賭けたものでした。

花岡の死は多くの人々に衝撃を与えました。

寅子もふとした時に涙が流れてしまいます。

今の寅子には感傷に浸ることよりも世の中を変えていく事に力を注ぐことが先決なのでしょうか。

ライアンと桂場、2人は寅子のことをどう思っているのでしょうか。2人の采配にも注目です。

「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(52)ネタバレあらすじ~前回までのあらすじ~

花岡が栄養失調で亡くなりました。

違法である闇市の食べものを一切拒否したからです。

衝撃を受ける寅子に桂場は「我々にできることは泣くことではない」と声をかけます。

同じ頃、戦地から戻ったばかりの轟も新聞記事で花岡の死を知ります。

絶望し酒を飲み泥酔した轟を見つけたよねさん。

自分の前では強がらなくていいと言うよねさんに、花岡への思いを告げる轟。

2人は一緒に法律事務所を立ち上げることを約束します。

「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(52)ネタバレあらすじ~家庭裁判所設立準備室へ異動~

昭和23年7月、新しく改革された司法制度に乗っ取って最高裁判所が発足されました。
花岡の死から1年が経ち、寅子も毎日慌ただしく仕事をこなしています。
最高裁判所長官には星朋彦が就任、桂場は人事課長、久藤は秘書課長となりました。
寅子は桂場に呼ばれ、本日付で家庭裁判所設立準備室に異動を命じられました。
来年1月1日から新しい少年法が施行され、家庭裁判所の設立がひっ迫しているのです。
寅子は桂場に詰め寄ります
「今、私の力が必要だと」

おお!トラちゃんのこの勢いが大事だよ~!

「どこまで自信過剰なんだ。そう思いたければ思えば良い」と言う桂場。

あながち間違ってないらしいよ、トラちゃん!

では家庭裁判所設立までこぎつけた暁には私を裁判官にしてください。いつまでも嘱託職員のままでは家族を支えていくに不安が残ります」
NHK好き主婦(鈴村春子)
NHK好き主婦(鈴村春子)

おおお!交渉上手!

「善処しよう」と言う桂場。
その机の上には花岡の奥さんが古典を開くという新聞記事がありました。
NHK好き男性(田中正吉)
NHK好き男性(田中正吉)
ため息をつく桂場、これはどういう事なのか、いいことなのか良くない事なのか。。。

「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(52)ネタバレあらすじ~多岐川幸四郎~

法曹会館を訪れた寅子。
家庭裁判所設立準備室を探し屋上へやってきた寅子。
寅子を出迎えたのは七輪でスルメを焼く男:家庭裁判所設立準備室室長の多岐川幸四郎です。
局長補佐の汐見圭があまりに急で屋上に準備室を建てたと話します。
そして小橋。
NHK好き男性(藤村茂)
NHK好き男性(藤村茂)

またお前か~い

「久しぶり」と声をかけたのは大学の同級生:稲垣雄二。

NHK好き男性(田中正吉)
NHK好き男性(田中正吉)

おっと、懐かしい顔ぶれです~

寅子が自己紹介すると「女性初の弁護士なんでよね」と汐見に言われます。

梅本
梅本

多岐川になぜここにいるのか尋ねられた寅子は口ごもりながら「話すと長くなるのですが…」と言いかけると、多岐川が「ならいい。湿っぽい話も挫折話もつまらん」と言い、相手を知るにはコレだろとお酒をみせて笑います。この人かなりのクセ強だ~

NHK好き主婦(三村和子)
NHK好き主婦(三村和子)
唖然とする寅子、この男は一体何者なんだろう
たしか今回の冒頭で滝行をしていた男、ライアンは「問題はありますがあの人ならきっとやり遂げてくれるでしょう」と最高裁判所長官に話していました。
多岐川幸四郎、いったいどんな人なんでしょう。

「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(52)ネタバレあらすじ~バカタレ判事~

稲垣は「一緒に働けること、嬉しく思うよ、花岡のこともあったからさ」と寅子に話します。
「花岡さんの分も頑張らないとね」と明るく返す寅子。
すると多岐川は「君ら、あのバカタレ判事の同期なのか?」と突っ込みます。
法律を守って餓死だなんてそんなくだらん死に方があるか?大バカタレ野郎だね
NHK好き主婦(笹木たえ)
NHK好き主婦(笹木たえ)

そんなストレートすぎる。。。

そんな言い方あんまりです、撤回して下さい友人をバカ呼ばわりされて黙っていられないだけです」と詰め寄る寅子。
多岐川は怒って言います。
「人間生き残ってこそだ。どう考えてもバカだ。この中にヤミ米を食わなかった奴はいるか?」
「そうしなかったら生きられないってことだ」と言う多岐川に寅子も反論します。
「花岡さんは人々を裁かなくてはいけない者として悩み抜いてあの決断をしたんです」
すると多岐川は大声を出して「ヤメだ!この議論は平行線、君も正しい。俺も正しい、これでいいだろう?」と言いケンカほど時間の無駄はない、わかりあえないことは諦める!と言い酒を飲み始めます。
梅本
梅本

確かにそう、どちらも間違ってはいない、だから議論しても答えが見つかる訳ではない。寅子の気持ちも多岐川の考えもわかる、だからこそ正しい答えはないのです。そういうこと、たくさんあります。

それにしても多岐川のストレートすぎる言い方は誤解も招くし敵も多いでしょうね。
ライアンが言う問題はあると言うのはこのことでしょうか?

「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(52)ネタバレあらすじ~家庭裁判所って何?~

家庭裁判所ってどういう所なのか、花江は寅子に質問します。
子どもや家庭の問題って白黒つけれないことが多いから、問題に寄り添って最善策を見つけていく場所だと説明する寅子、すごい仕事だと花江は感心して聞いています。
少年審判所と家事審判所を合併させろというGHQの指令に基づき家庭裁判所を発足させるのが寅子の仕事なのですが、全く別物の2つを合併させるのは本当に大変だと寅子は話します。
  • 家事審判所は離婚や遺産分割など司法の機関
  • 少年審判所は罪を犯した少年たちの処遇を決める、大正時代から続く行政機関
2つの裁判所にはそれぞれの言い分があり、どちらも必要な組織だと譲ることなどありません。
互いの主張を繰り広げるばかり、肝心の多岐川はくだらないと思っているのか聞く耳持たずいびきをかいて寝ています。
それならなんで一緒にしなきゃダメなのという花江の素朴な疑問。
誰もが抱く素朴な疑問、きちんとした答えを出せる人はいるのでしょうか。
いったいどうなることやら。。。。

「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(52)ネタバレあらすじ~知恵と教養:家事審判所と少年審判所~

家事審判所と少年審判所について調べてみました。

家事審判所は1948(昭和23)年に家事審判法に基づき家庭に関する事件の審判・調停を目的に地方裁判所の支部として設立されました。

夫婦、親子、親族の間で起きた問題、つまり離婚や遺産分割などを取り扱っていた家事審判所ですが、地方裁判所の支部とはいうもののどこも間借り状態、単独の庁舎を持っているところは1つもありませんでした。

一方、少年審判所ができたのは1922年。

当時少年が起こした事件は検察が判断し、起訴されれば大人と同じく地方裁判所で裁判を受けることになります。

起訴されなければ、保護処分を受けることになり、その保護処分を行うのが、少年審判所でした。

ですが設置場所は全国で18か所、全ての都道府県にはありませんでした。

今では普通に存在している家庭裁判所が初めからこの形ではなく、2つの組織の合併によるものだと初めて知りました。

どのようにして家庭裁判所が設立されたのかは次回以降の「虎に翼」で描かれることになると思います。

「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」(52)ネタバレあらすじ~次回予想~

家庭裁判所設立準備室に異動を命じられた寅子。
設立まで時間があまりありません。
少年審判所と家事審判所を合併させろというGHQの指令に基づき、家庭裁判所を発足させなくてはならないのですが、全く別物の2つを合併させるのは簡単ではありません。
とにかく設立まで時間が足りない、焦る寅子ですが多岐川は慌てる様子もなくマイペースです。
この先どうなっていくのでしょうか。

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