航一(岡田将生)に優未との関係に溝が出来ていると話した寅子(伊藤沙莉)、溝を埋める努力をする寅子を心配し様子を見に来ています。
美味しいコーヒーとハヤシライスを出す店が本庁の近くにあると航一(岡田将生)が連れていってくれたお店には涼子(桜井ユキ)さまの姿がありました。
華族を守るため、結婚することを決めた涼子様。
あれからどうなっていたのでしょうか。
憲法が変わり華族制度が崩壊し、涼子さまの生活にはどのような変化があったのでしょうか。
- 虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~前回までのあらすじ・ネタバレ~
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虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~前回までのあらすじ・ネタバレ~
森口(俵木藤汰)との間を自分が取り持つことで穏便に済ませようという杉田弁護士(高橋克実)からの提案を断った寅子(伊藤沙莉)
高瀬(望月歩)に書記官としてきちんと処分すると伝えます。
高瀬と向き合えたことをきっかけに、寅子は娘・優未(竹澤咲子)に亡き夫・優三(仲野太賀)の話が少しできるようになり。。。
虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~喫茶ライトハウス~
航一(岡田将生)が連れてきてくれたお店の名前は「Lighthouse」灯台のイラストが描かれています。
店の前で佇む寅子(伊藤沙莉)、店内にいる女性と目があいます。
涼子様。。。
涼子様が働いているなんて。。。
静かに店の扉を開ける寅子(伊藤沙莉)、実に14年ぶりの再会となりました。
手紙に返事をしなかったことを謝る涼子様、丁寧で上品な言葉遣いは昔と変わらず、と言うよりも気品が備わりより美しく優雅さすら感じます。そして店の奥からは車椅子に乗った女性が。涼子さまの女中の玉は空襲でケガをしたと言いますが可愛らしい笑顔は昔のままです。
「私たち、手と手を取りあって元気に生きております。だから御安心なさってね」と話す涼子様(桜井ユキ)。
寅子(伊藤沙莉)は言葉を選びながらみんなに涼子さまと玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の事を手紙に書いてもいいか尋ねます。
梅子さん、よねさん、轟、ヒャンちゃん…懐かしいみんなの名前を聞いて涼子さまは泣き出します。
寅子と涼子(桜井ユキ)さまは再会を喜び合い、抱きあいます。
良かったね、トラちゃん。涼子様も玉ちゃんにもまた会えて。
日本国憲法第14条2項:華族その他の貴族の制度は、これを認めない。涼子様にいったい何が起きこの新潟の地にたどり着いたのかはまだわかりません。でもまた会えた、元気に笑って話ができる、それだけで今はそれ以上のことは必要ないよね。
虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~ろくでもない少年をガキと呼ぶ男~
寅子(伊藤沙莉)が担当する事件の起訴状を手渡す航一(岡田将生)、少年が殴られて大ケガを負った事件を担当します。
航一(岡田将生)の部下・入倉始(岡部 ひろき)は「家裁にいたのなら最初はガキがらみの事件の方がいいかもですね」と話します。
寅子(伊藤沙莉)に「ガキ」という言い方について指摘されますが入倉は「そう言われても仕方ない、ろくでもない少年事件が増えているし」と曲げません。
それどころか人が話をしているのに手鏡を出し髪の毛を櫛でといだり、これまたクセ強めな人のようです。
トラちゃんとぶつかりそうな予感がする。。。
でも航一さんが傍にいるからちゃんとわかってもらえるよね、きっと
虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~玉ちゃん英語を教える~
仕事を終えた寅子は再び涼子様(桜井ユキ)の店にやってきました。
そこには高校生たちに英語を教える玉(羽瀬川なぎ)の姿がありました。
玉ちゃんはずっと涼子様から英語教わっていたもんね
大学を目指す学生たちに玉(羽瀬川なぎ)の英語は人気があると話す涼子様(桜井ユキ)。
玉(羽瀬川なぎ)に初めて会ったときの事を寅子(伊藤沙莉)は今でも昨日のことのように鮮明に思い出すことができます。
すると寅子に1人の女学生が声をかけます。
「森口美佐江と申します」と丁寧に挨拶をする少女、高瀬君ともめた森口さんの娘:美佐江(片岡凛)さんは法学部を目指しているのだそう。
私たちの後輩になると嬉しそうに話す涼子様(桜井ユキ)と寅子ですが、なんだか浮かない表情の玉(羽瀬川なぎ)の様子が少し気になります。
身分は失いましたが人々が平等になるのに仕方ないこと、これまでが恵まれていただけよと笑います。
涼子様の言葉を聞いている玉がまたしても浮かない表情なのが気になります。
虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~お久しぶりですその2~
急いで家に帰ってきた寅子(伊藤沙莉)は優未に「今日ね、ビックリすることがあったの」と涼子さま(桜井ユキ)の事を話そうとします。
すると部屋の奥から「お布団敷いておきましたよ」と女性の声が。
「寅子さん、ご無沙汰しております」と深々と頭を下げる女性。
え!!ええ!!この人はもしかして…
花江ちゃんの家の女中だった稲さん!だよね~懐かしい!!
花江からの手紙には思いっきり言いたいことが書いてあります。
『本庁に行くと言うことは夜遅くまで優未を1人にすると言う事よね。心配だから稲さんにお手伝いをお願いしました。自分の力だけで優未との溝を埋めたいのはわかっている。でも助けを借りることは悪いことではない』いまや寅子にこんな風に言えるのは花江くらい。少し苦々しくも思いながら花江のお節介、ありがたく受け入れるべきだよ、トラちゃん。
小さい頃の寅子(伊藤沙莉)を知ってる稲さん(田中真弓)なら寅子も安心です。
自分の力だけでなんとかしたいという寅子(伊藤沙莉)の気持ちよりも今は優未が1人で家にいる時間を少しでも短くして寅子と一緒に過ごす時間を長く作ることが優先ですよね。
ついつい仕事が忙しくて楽しくて家のことが後回しになってしまいがちだけれど、稲さん(田中真弓)が手助けをしてくれるのなら甘えてしまいましょうよ!
虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~グッときた名シーン~
花江の家の女中をしていた稲さんが寅子の家のお手伝いに来てくれました。
稲さん(田中真弓)は優未の事をしっかりした良い子だと褒め、寅子のようにおしゃべりが上手で小学校でも人気者なんでしょうねと話します。
すると優未は「違うよ」といい「私友達いないよ。学校の子、ずっと一緒にいると疲れる」
昔から友達はいないけど平気 と言われても心配はいろいろ積もります。
そう言えば優未に友達出来た?と聞いた時も「はい」と言うだけで友達のことが話しに出てくることは無かったな。
でも聞けない、どうやって聞いたらいいかわからない、悶々とする寅子に「意地悪されてないよ、それが聞きたいんでしょ?」と話す優未。
「ずっと1人じゃないよ。班を組まなきゃいけない時とかに一緒にいる子はいる」優未の言葉に「そういう子にもっと自分から声をかけてみたら?お友達になれるかも。その方が学校が楽しくなるんじゃない?」
寅子の言葉にイヤそうな顔をして「わかったよ」と言う優未。
お利口さんのフリをしていた頃なら寅子の言葉に「ハイ!」と大きな声で返事をしていたでしょう。
うわべだけのいい返事をされるよりもいのかもしれませんが、自分の子となるとなぜだかどんな行動を取ればいいのかわからなくなってしまう寅子の弱さが垣間見られるシーンでした。
虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~知恵と教養:稲さん語録~
再びの稲さん登場になんだか嬉しくなりました。
花江の家の女中さんとして働いていた稲さんが再び寅子の前に現われました。
今回は今まで稲さんが登場したシーンの中で印象的な台詞に注目してみました。
はるが留守の間、家の手伝いをするために花江の家の女中さんである稲さんが台所仕事を手伝ってくれています。
寅子は女学校を卒業したらお見合いをして結婚をする、その流れを受け入れられず、兄と結婚する花江にいろいろと質問します。
結婚して親を安心させたいと言う花江と自分の結婚の先に幸せが待っていると思えない寅子。
たとえ結婚していなくても、女性が自分の好きなものを突き詰めて生きることが難しかった時代に稲さんがぽろっとこぼした言葉はとても印象的でっした。
稲さんに明るく「受け入れちゃいなさい、何も考えずに」と言われ、愛想笑いで返す寅子。
稲さんが新潟に帰る前に猪爪家に挨拶に来ていました。
その頃寅子は念願の弁護士になり、稲さんにも自分の名刺を手渡します。
名刺をみつめ、稲さんは寅子に話します。
「すべては手に入らないものですよ。今抱えているものが女の幸せより大事なものかどうか、振り返ってみてはどうか」
弁護士になったものの仕事の依頼は無し、現実はなかなか厳しいものです。
その様子を知ってか知らずか、稲さんの言葉はチクリと胸に刺さります。
女の幸せっていったい何だろう。
それは自分にとっての幸せ?それとも他人からみて幸せそうに見えるもののこと?
もしも手に入れたとしても果たしてそれは幸せなのだろうか。
自分に置き換えて考えてみても答えは見つかりません。
今後の稲さん語録にも注目していきたいと思います。
虎に翼第81話 14年ぶりの涼子様(桜井ユキ)と玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の姿に驚き!~次回予想~
航一が教えてくれたお店は涼子様と玉の店でした。
新憲法となり涼子様には多くの苦労があったことでしょうが、また再び会えたことが何より嬉しいふたりです。
一方花江の計らいで寅子の家に稲さんが手伝いに来ることとなりました。
再び関係が復活した人々と寅子はどのように過ごしていくのでしょうか。
この記事を書いたライターです。
子どもの頃からのテレビっ子。翌日学校でドラマの話をするのが大好きでした。
今も変わらずその延長線で好きを形に残したいとライター活動を始めました。
あったかいほうじ茶を飲みながら、のんびりと好きなことを書いていこうと思います。
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