虎に翼第87話金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)

虎に翼

スマートボール場で起きたの火事は経営者:金顕洙(許秀哲)が借金に追われたため保険金搾取目的による放火ではないかと疑われています。

兄:金顕洙(許秀哲)の裁判を傍聴していた弟:金広洙(成田瑛基)は「兄さんは何も話すな!警察も裁判官も誰も信用できない!」と叫びます。

騒ぎになり、退廷を命じられそうになった弟を制止したのは小野知子(堺心春)でした。

普段多くを語らない小野さん堺 小春)がなぜ裁判を傍聴していたのか、そして韓国語を話すことができるのか

彼女の過去についての噂もいくつか寅子(伊藤沙莉の耳にも入っていますが、本当の事は本人から聞かない限りわかりません。

虎に翼第87話 金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)~前回までのあらすじ・ネタバレ~

寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。

実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫娘を失っていたのでした。

誰にでもある心の傷、そんな言葉を再認識した寅子(伊藤沙莉

その日、三条市では放火事件が発生。

火災があったスマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕される。

初公判の日、寅子(伊藤沙莉は傍聴席に三条支部の事務員・小野(堺小春)が座っていることに気付きました。

虎に翼第87話 金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)~小野知子という人~

翌日、寅子(伊藤沙莉は事務員の小野堺 小春)にお礼を言います。

NHK好き主婦(三村和子)
NHK好き主婦(三村和子)

裁判で弟の金広洙に「静かにしないとお兄さんが苦しむことになる」と助言してくれたからだね

NHK好き主婦(笹木たえ)
NHK好き主婦(笹木たえ)

韓国語で話していたから言葉の意味はわからなくても審議が継続できたんだからね、きっと良いこと言ってくれたはずだよね

NHK好き主婦(鈴村春子)
NHK好き主婦(鈴村春子)

なんだかあまり嬉しそうではない小野さん、もしかしたら他の人には知られたくない事だったのかも。

高瀬君も微妙な空気が気になります。

寅子(伊藤沙莉の部屋に入ってきた杉田次郎弁護士(田口浩正)は「小野はあの事件の傍聴にはもう来ない方がいい」と言い出します。

まだ彼らと関わりがあるのかと小野のご両親も心配している
戸惑う寅子(伊藤沙莉に次郎(田口浩正)はいつものようにベラベラと小野知子堺 小春)の事を話します。
梅本
梅本

ホント、他人の事を心配するように見せかけて面白がっているのか、話のネタとして楽しんでいるのか。寅子としても知りたいわけでは無いのに勝手に情報が入ってきてしまいます。いやだなぁ、こういう世界。

小野知子堺 小春)には以前朝鮮人の恋人がいた。

その時、知子の両親は結婚を諦めさせるにはどうしたらいいか太郎のところに相談に来たことがあると言うのです。

寅子(伊藤沙莉が躊躇していると「彼女の為だ、伝えてください」と言い部屋を出ていきました。

憤慨する高瀬君は「本気で良かれと思っているおせっかいのクソジジイが!」と怒り、「小野さんは何か思って傍聴されたと思うので。。」と寅子(伊藤沙莉に言います。

寅子も「公開されているものを傍聴するのもしないのも本人の自由。他人が口出しすることではない」と答えます。

NHK好き男性(藤村茂)
NHK好き男性(藤村茂)

怒り出す高瀬君の気持ちもわかるなぁ~

虎に翼第87話 金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)~最近の寅子と優未~

寅子(伊藤沙莉の家の手伝いだけでなくライトハウスでも働くことになった稲さん(田中真弓)。

涼子様(桜井ユキ)や玉ちゃんもすっかり稲さん(田中真弓)と馴染んできて、上手に仕事を分け合い自分たちの時間を作ることができるようになりました。

子育てしている寅子(伊藤沙莉)の姿が想像できないと話す涼子様と玉に、稲さん(田中真弓)は寅子の家での様子を話しています。

夕食の途中で寅子と優未は大きなため息をつきました。寅子は裁判の事で。優未は学校で山登りに行くと話します。優未は一緒の班の子がすぐ怒鳴るから嫌だなぁと言います。どうしたらいいのか考え始める寅子。
  • お母さんの友達にもすぐ怒る子がいてね→山田よね
  • どうやって仲良くなったんだっけ→優未は仲良くなりたいわけじゃないのか
梅本
梅本

どうすればいいんだろう、どうもしない方がいいのか。。優未が相談している訳じゃないのに寅子は1人考えあぐねます。自分自身がスッキリしたいからといいながら。その話を聞きながら涼子様も玉ちゃんも寅子の姿を想像して笑います。なんだ変わっていない、学生時代のトラちゃんと同じだ。なんだか嬉しくなって楽しくなってくる。

稲さん(田中真弓)は「知らないうちに人に寄り添ってしまう、相手もどんどん心が近づいてしまう」と寅子(伊藤沙莉)の事を話します。

「なるほど」

稲さんの話を聞いていた航一は自分の気持ちがなぜどんどん寅子(伊藤沙莉)に近づいていくのか、その理由を稲さんがあっさりと教えてくれたようです。

虎に翼第87話 金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)~検察側の主張~

2回目の公判が行われました。

今日は小野さん堺 小春)の姿はありません。

検察側は導火線を使用した時限装置を使えば犯行は可能であったと主張します。

杉田弁護士も驚きを隠せません。

すると弟の金広洙(成田瑛基)は立ち上がり、「そんなに俺たちを悪者にしたいのか、そんなに俺たちは邪魔か?」と聞き返します。

控室に戻った入倉岡部 ひろき)はあんなに騒ぐのは犯人は弟なんじゃないかと言い出します。

航一岡田将生)は「なるほど。入倉君は昭和生まれだからね。関東大震災は佐田さんもあまり記憶ないか。」と言い話し始めます。

関東大震災の時、『朝鮮人が暴動を起こした』という流言が飛び交って大勢の罪のない朝鮮人が殺されたことがありました。

火のないところに煙は立たずで終わらせるのか、その煙を上げたのは誰なのか見極めるのか 航一の言葉に入倉岡部 ひろき)はいささか不機嫌な様子です。

虎に翼第87話 金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)~嫌がらせ~

少し早めの昼食を取るためライトハウスに行く航一岡田将生)と寅子(伊藤沙莉

涼子は入り口のガラス扉を掃除しています。

NHK好き主婦(鈴村春子)
NHK好き主婦(鈴村春子)

ん?黒いペンキ?

扉には塗料をかけたような黒い汚れが付いていました。

涼子様(桜井ユキ)は「お気になさらず」と笑顔で2人を出迎えますが寅子(伊藤沙莉には無理なお願いです。

梅本
梅本

私たちにもよくわからないのよ」と話し始める涼子様。もう何年も続いていると言うのです。回数は月に1~2回、警察は取り扱ってくれず、涼子様達もこの嫌がらせに次第に慣れてきていると言います。涼子さまが色目を使って店を手に入れたとか噂されたり、玉も迷惑をかけているのではないかと悩んでいます。一生懸命生きているだけなのにどうして噂の方を信じるのでしょう。ちゃんと自分の目で見ていればどちらが本当なのか簡単にわかるはずなのに。

寅子(伊藤沙莉何もできないことに悔しくて情けなくて、つい大声を出してしまいました。

新しい憲法の下、全ての人が平等で正しい世の中になったはずなのに。。。

落ち込んだ寅子(伊藤沙莉は航一にスマートボール場放火事件の裁判に自分はふさわしくないかもしれないと愚痴をこぼします。

「全ての事件に公平でいるなんて無理ですよ」
航一岡田将生)の言おうとしていることはどういうことなのでしょう。

虎に翼第87話 金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)~知恵と教養:小野知子役・堺心春さん~

小野知子さんを演じている堺心春さんについて調べてみました。

名前 堺 心春(さかい こはる)
本名 栗原心春
生年月日 1994年3月10日
身長 164㎝
事務所 アルファエージェンシー

堺心春さんの父親は堺正章さん、母親は岡田美里さんです。

2004年、10歳の時にミュージカル『アニー』のオーディションに合格し本名である栗原心春の名前で芸能界デビューとなりました。

一旦学業を優先するために芸能活動を休止しましたが、大学4年生の時に舞台のオーディションを受け舞台『転校生』に出演し芸能活動を再開することとなりました。

同時に祖父や父と同じ「堺」の名を継ぐため、芸名を堺心春に改めることとしたそうです。

主なNHKドラマについて調べてみました
夏雲あがれ 2007年
大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜 」 2019年11月 谷田絹子役

堺心春さんの復帰作となった舞台『転校生』は、1994年の初演以来高校演劇のバイブル的存在となっている平田オリザさん作の戯曲です。

ある高校生たちの一日が「同時多発」会話で繰り広げられる群像劇で、応募者1474人から選ばれた女優21人が女子高生を演じました。

なんと伊藤沙莉さんも出演!

だから堺心春さんが『虎に翼』に出演することが決まって、沙莉ちゃんすごく喜んでいたんですね~

虎に翼第87話 金顕洙(許秀哲)は放火の犯人なのか?小野知子(堺心春)の過去をペラペラ話す杉田次郎(田口浩正)~次回予想~

寅子にはスマートボール場放火事件は何故か金顕洙が火をつけたことで判決を迎えるような形に見えて仕方ありません。

新しい憲法の下、すべての人が平等になったはずなのに、人種や身分や門地などで差別されないとあるはずなのに現実とのズレに悩む寅子に「すべての事件に公平でいることは無理」だと言い切る航一。

今回の事件に対して寅子や航一はどのような判断を下すのでしょうか。

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