虎に翼第65話猪爪花江(森田望智)が大庭 梅子(平岩 紙)に人生相談？愛のコンサートに茨田りつ子(菊地凛子)の出演！

虎に翼
2024.09.14

梅子さん（平岩 紙）は民法730条を盾に自分は全てを放棄して大庭家から出ていくと宣言しました。

常（鷲尾 真知子）の事も遺産の事も全て三人で話し合い、誰かのせいにしないで自分の人生を生きていくように行動で示した梅子さん。

その潔い姿は同席していた山田よね（土居 志央梨）も思わずほくそ笑んでしまうほど。

ここからは梅子さんの第2の人生のスタートです。

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭 梅子（平岩 紙）に人生相談？～前回までのあらすじ・ネタバレ～

寅子（伊藤沙莉）と多岐川（滝藤賢一）は代議士・立花幸恵（伊勢志摩）と共にラジオ番組に出演します。

家庭裁判所の広報活動は忙しく、愛のコンサートの準備に大忙しの佐田 寅子（伊藤 沙莉）ですが、気になるのは梅子さん（平岩紙）の事。

大庭家の遺産相続問題は大きな問題が急浮上していました。

山田 よね（土居 志央梨）、轟太一(戸塚純貴)、そして梅子（平岩紙）すら予想もしていなかった光三郎（本田 響矢）の恋に大庭家は大混乱に…。

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭 梅子（平岩 紙）に人生相談？～久しぶりの竹もと～

竹もとで梅子と猪爪花江（森田望智）と3人で楽しく話をしていた寅子ですが、呼び出しがかかり仕事に戻らなくてはならなくなりました。
佐田 寅子（伊藤 沙莉）がいなくなった後、猪爪花江（森田望智）はみんなで毒饅頭作った時のことを話し始めました。
今、あれを作った時と同じ気持ちだわ。私だけ何も変わっていない。私だけ自分の役目を果たせていない。。。
笑顔の奥に猪爪花江（森田望智）が抱えているものを感じた梅子さん。
花江ちゃんのお悩み相談です。
梅本
梅本

梅子さんには何でも話せるような気持ちになる。人生経験が豊かだからなのか梅子さんの穏やかな人柄なのか。なんでも聞いてくれて受け止めてくれて。梅子さんってカウンセラー気質なのかしら

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭 梅子（平岩 紙）に人生相談？～お母さんの幸せを願う直人～

猪爪花江（森田望智）は家族みんなで寅子が出演したラジオ放送を聞いていました。
直人（琉人）が突然話しかけます。
「お母さん、道男と一緒になってもいいよ」
「だって道男（和田庵）のことが好きなんだろ？道男が来ると嬉しそうじゃないか」
猪爪花江（森田望智）は恥ずかしそうに言います「道男君が来ると直道（上川周作）さんが夢に出てくるの。きっと嫉妬しているのかな」
花江の事をいつも心配している猪爪 直人（琉人）はずっと悩んでいたようで、真面目に真剣に目に涙を浮かべて話します。
「それでお母さんが笑って暮らせるならトラちゃんが言ったみたいに幸せをつかんでほしいなって」
NHK好き主婦（笹木たえ）
NHK好き主婦（笹木たえ）

直人くん、本当にお母さんの事を大切に思っているんだね

NHK好き主婦(三村和子)
NHK好き主婦(三村和子)

ちょっと感動するな～子どもが親を思う気持ちって。

梅本
梅本

はるさんが亡くなり花江ははるの代わりに家を守ろうと支えようと必死に過ごしてきました。でもきちんとできなくて落ち込んで酷い顔してたんだと話す花江、おばあちゃんが亡くなって辛いのに子どもたちに余計な心配をかけてしまったとまた落ち込みます。

梅子さんは静かに話します。
良い母になんてならなくていいと思う。自分が幸せじゃなきゃ誰も幸せになんてなれないのよ、きっと。
優しい梅子さんの言葉にうなずき涙をこらえる猪爪花江（森田望智）。
私が幸せになることが子どもたちも幸せにつながる、迷える花江ちゃんの心に少しだけ明るい光を感じる時間でした。

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭 梅子（平岩 紙）に人生相談？～茨田りつ子さんとの会話～

「愛のコンサート」が始まります。
佐田 寅子（伊藤 沙莉）は快く出演を引き受けてくれた茨田りつ子（菊地凛子)さんのお世話をします。
りつ子さんの衣装を繕うため佐田 寅子（伊藤 沙莉）がカバンを開けると優未が折り紙で作ったカードが出てきました。
「お子さんいらっしゃるの？」と尋ねる茨田りつ子（菊地凛子)さん。
夫を戦争で亡くしたと話す寅子は働く理由をりつ子さんに話します。
「この仕事が好きなんです。正確には法律です、憲法がかわってより好きになりました。すべての人たちを平等に幸せにできる、困っている人たちに手助けができる最高の仕事なんです」
子どもの為、家族を養うために働いているだけじゃなく、自分が好きでやりたくてここにいるんだと素直に話せる寅子の言葉はふんわりとしっかりと心に届きます。
NHK好き主婦(三村和子)
NHK好き主婦(三村和子)

トラちゃんのこと、優三さんはきっと微笑んで見守っていてくれてるはず。

NHK好き男性(藤村茂)
NHK好き男性(藤村茂)

僕が好きなトラちゃんの顔になってるって喜んでいるよ

寅子の話を静かに聞いていた茨田りつ子（菊地凛子)さんはステージに向かう前にこう言いました。

ライアンさんから頼まれなくても絶対引き受けていたわよ。あなたと同じ、私この仕事が好き
りつ子さんのステージは素晴らしく、コンサートも大盛況となりました。
事務所に戻り、今までの労をねぎらう多岐川は寅子に『愛のコンサート第2部』と称し歌えと言い出します。
「良い顔で笑うなぁ」多岐川幸四郎（滝藤賢一）に言われて佐田 寅子（伊藤 沙莉）が思い出すのは佐田優三（仲野太賀）さんの笑顔。
優三（仲野太賀）さんに褒めてもらえるような自分でいたい。
寅子の傍にはいつも優三さんがいてくれる、だから寅子は迷わずに突き進むことができるのです。

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭 梅子（平岩 紙）に人生相談？～手抜きをさせてください～

後日茨田りつ子（菊地凛子)さんはラジオで寅子の事を話します。
彼女、まっすぐな眼で「人助けは最高の仕事」って言うの。本気でそう思っていなきゃ言えない言葉よ。困ったご婦人方はぜひ佐田寅子さんをお尋ねになって
佐田 寅子（伊藤 沙莉）が褒められるとみんななんだか嬉しいようなくすぐったい気持ちになります。
猪爪花江（森田望智）は子どもたちにお願いがあるのと話をします。
「お願い、手抜きをさせてください」

花江ちゃん、正直にみんなに話して助けてもらうことに決めたんだね

梅本
梅本
おばあちゃんの代わりを完璧にやろうとすると、やらないといけないことだらけ。だから手が回らないことはみんなで助けてほしい。
花江が今までずっと頑張ってきたからこそ子どもたちにもすんなりと理解できる言葉でした。だから優未や直治が抱きついてくれたことが嬉しかったのでしょう。
みんなの気遣いで花江ちゃんの幸せな時間がまたやってくるはずです。
NHK好き主婦(鈴村春子)
NHK好き主婦(鈴村春子)
お母さんの笑顔はみんなを幸せにするね！
NHK好き主婦（笹木たえ）
NHK好き主婦（笹木たえ）

花江ちゃん、素直に子どもたちに伝えることができて良かったね！

きっと直道（上川周作）も「思っていることは口に出さないと！」と猪爪花江（森田望智）の気持ちを応援してくれていたと思います。
思っていることを言葉にして、それぞれを思いやり助け合う。
猪爪家の絆がまた深くなってきたと感じました。

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭梅子（平岩紙）に人生相談？～グッときた名シーン～

悩める花江が子どもたちに自分の気持ちを正直に話すところがとても良かったです。

おばあちゃんの代わりを完璧にやろうと奮闘する花江ですが、もともとはるさんと花江の2人でやってきた家の用事を花江が1人でこなす事には無理があります。
ですが家族が寂しい思いや悲しい思いをしないように、おばあちゃんが生きていればこんなことなかったのになんて思わないように一生懸命働いてきた花江。
ほっと一息つく時間すら持てない。
楽しそうに笑うみんなを眺める気持ちの余裕がない。
だから手が回らないことはみんなで助けてほしい。
ずっと頑張ってきた花江の今の気持ちを隠すことなく素直に子どもたちに伝えることができました。
本当は子どもたちや寅子や直明も花江が必死で頑張っている事を知っているし助けてあげたい気持ちを持っていましたが、花江自身も自分が頑張らなくちゃという気持ちが先に立ち必死の形相だったのでしょう。
肩の力を抜いて思っていることを言葉にして、みんなに甘えて助けてもらいながら生活する、それはワガママじゃなくてみんなが幸せになるために必要なこと。
今夜も花江は夢の中で直道と話します。

花江ちゃんの傍にはいつも直道さんがいてくれる。

いつも一番の味方でいてくれる。

幸せそうに微笑む花江ちゃんの顔はみんなを幸せにしますね。

久しぶりの直道の登場に心が和んだ瞬間でした。

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭 梅子（平岩 紙）に人生相談？～知恵と教養：茨田りつ子～

「茨田りつ子」と聞いて「ブギウギとのコラボだ！」と思った人と「茨田りつ子って誰？何者？」と思った人がいると思います。

ここでは『虎に翼』と『ブギウギ』の関係性と茨田りつ子さんについて調べてみました。

『ブギウギ』は令和5年度後期NHK連続テレビ小説です。

戦後の「ブギの女王」と言われた笠置シズ子をモデルとし、主人公福来スズ子を趣里さんが演じました。

「虎に翼」の第1話では親が決めたお見合いから逃れるために大阪に家出すると言い出した寅子。

「梅丸歌劇団に入ろうと思って…」と話す寅子に朝ドラバトンパスと思った人も多くいたと思います。

どちらのドラマも戦前・戦後の混乱する時代の中で明るく元気に生きてきた人々を描いた作品で、まさか再びコラボが起きるなんて思っていませんでした。

多岐川が愛のコンサートを開くと言った時に福来スズ子を呼ぼうと言った時も「あ、かすめてるなぁ」と思っただけで、まさか茨田りつ子さんがライアンと知り合いでコンサートに出演し歌まで披露してくれるなんて本当に粋な計らいでしたね！

茨田りつ子さんといえば福来スズ子の永遠のライバル、モデルとなったのはブルースの女王「淡谷のり子」さん、茨田りつ子さんがステージで歌っていたのは『雨のブルース』です。

ブギの女王とブルースの女王という感じですね。

菊地凛子さんも「虎に翼」への出演を喜んでおり、同じ時代、しかも同じ役を再び演じられるのは本当にうれしく、役者冥利に尽きると話していました。

これを機会に『ブギウギ』を見返してみるのもおすすめです。

明るくて楽しくて華やかで元気が出るドラマですよ！

虎に翼第65話猪爪花江（森田望智）が大庭 梅子（平岩 紙）に人生相談？～最終回予想～

猪爪家は家族みんなが助け合い、誰か一人の負担が大きくならないように協力し合うことが多くなりました。

寅子も愛のコンサートが大成功を収めたことで寅子に対する期待がどんどん高まっているようです。

新しい人との出会いもあるようです。

寅子の未来はどんな未来なのでしょうか。

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