ユーミンストーリーズ「冬の終わり」4話あらすじ!朋己と仙川の名シーンや口コミやレビューも!松任谷由実

松任谷由実さんの楽曲からインスピレーションを受けた3つの短編小説オムニバスドラマとなりました。

第2週は「冬の終わり

スーパーのフードコートで働く朋己と仙川さんが、店内BGMで流れたユーミンの「冬の終わり」を聞いて話をしたことから何かが動き出すストーリー。

ユーミンの曲を思い出しながら、朋己の気持ちやスーパーで働く人たちの想いを考えながらドラマを楽しみたいと思います。

ユーミンの曲を流したい、ほんの些細な事がきっかけで何かが動き出すそんなドラマです。

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~前回までのあらすじ~

やっともう一度仙川さんと同じ空間でユーミンの「冬の終わり」を聞くことができる。

もしかしたら今度はもう少し仙川さんとうまく話ができるかもしれない。

朋己の願いを叶えるため、みつきや定岡さん、前田さんらとともにやっと実行までこぎつけた「冬の終わり」プロジェクトでしたが、曲がかかると同時に仙川さんは店を飛び出してしまいました。

追いかける朋己。

仙川さんはどこに行ってしまったのでしょうか。

もう一度あの空間に油を一滴落としたい

朋己の願いは叶うのでしょうか。

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~コンタちゃんの思い出~

仙川さんの採用面接をした西岡さん。

小学生の頃、ピアノのレッスンの帰りにお母さんとコンタちゃんに来ていたそうで仙川さんは採用となりました。

8月に採用となり3か月が経ちますが朋己とは特に会話もないままです。

ヘルパーさんは「友達出来ましたか~」と何気なく聞きます。

あ。。。変な空気。。。ビミョウ。察して~

仙川さん、笑顔で以前働いていた仲間とのオンライン飲み会に参加しています。

仕事の愚痴を笑いながら聞く仙川さん、こんな笑顔みせるんだ~

楽しく盛り上がっているのにヘルパーさんに呼ばれてしまった。。。

部屋に戻るとみんなは楽しそうにプッチモニを歌って踊っています。

あの世界にいたはずだったのに。。。

全然〇じゃねえよ。。やさぐれたくなる仙川さんの気持ちわかります。

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~仙川さんの暮らし~

翌日、父親にご飯を食べさせようとしますがうまくできないイライラからか食べ物をベッドから落としてしまいます。

ヘルパーさんは気づかないふりで台所から動きません。

父親は明らかヘルパーさんに向かって何か言いたげです。

仙川さんは一生懸命聞き取ろうとします。

か よ こ? お母さんの名前?

どうやら父親は台所にいるヘルパーさんを妻のかよこだと思い、呼んでいるようです。

お母さんじゃないよ」という仙川さんの頭の上に手をのせたまま言葉を無くす父親。

その手を払いのけ「パートに行ってくるわ」と言い残し出ていく仙川さん。

誰にも言えない辛さやひとりで抱えざるを得ない状況がうかがえます。

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~ミッション開始~

定岡さんの家でカセットテープを見つけた朋己は前田さんに望みを託します。

今日のタイムセールはタラ。定岡さんの読み通りです。

準備のためにみつきちゃんも手伝います。

なんだか嬉しそうな2人です。

仙川さん、いつものように着替えて鏡の前で表情チェックをしています。

泣きたくなる気持ちを抑えて鏡に向かって笑顔の練習をします。

物陰に隠れて様子を見守る前田さん、みつきちゃん、定岡さん。なんだか楽しそう。

秘密のミッションに妙な連帯感うまれてきたよね~成功を祈る!

「冬の終わり」のイントロが流れます。

朋己が話しかけたその時、仙川さんが「すぐ戻ります」と言って店から出て行ってしまいました。

仙川さんは1人の女性の後を追います。必死に走って追いかけます。

あの日、母がしていたエプロンとよく似たエプロン姿の女性がコンタちゃんの前を横切ったのです。

梅本
梅本

仙川さんがコンタちゃんで働こうと思ったのはもしかしたら母親に会えるかもしれないからなのかも。いつもじっと店の外をみつめていたのは母親が通るかもしれないと思っていたからかも。

一瞬見かけただけの人だけど、全然別人かもしれないけど仙川さんの身体は反応してしまいました。

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~母を探して~

あの日、大好きなドラマに没頭していた真帆は台所でつぶやく母の声が入ってきませんでした。

「どうするの。。。バカにしてる。。。ね、真帆。真帆さん。」「ほんと、父さんそっくり。。。」晩御飯の料理を作りかけのまま母親は家を出て行ってしまいました。

ドアが閉まる音でなんだかおかしいと気付いた仙川さん。

追いかけることができなかった。

母親の心が理解できなかった。

今ならいろいろ話したいことや聞きたいこと、聞いてほしいことがたくさんある。

「おかあさん!おかあさーん!」と叫ぶ仙川さん。

まるで道に迷った子どものように、母親とはぐれてしまった子どものように人目もはばからず大きな声で母親を呼びます。

梅本
梅本

どこかにいる自分の母親にこの声が届くよう願いを込めて。

朋己も必死に仙川さんを追いかけます。

どこに行ったのか、何をしに店をでたのかわからないけど一生懸命走ります。

大きな声で「仙川さーん!」と叫びながら。

仙川さんの耳に朋己の声が届いたようで、ふと我に返った仙川さん。

なんだか泣きながらも笑っているみたい。

どこかで吹っ切れたのかな。追いかけて叫んでみて。

よろよろと力なくコンタちゃんに戻ってきた朋己。

心配していた3人が駆け寄ってきます。

ドンマイ、ドンマイ とーもーちん!」「またチャンスあるよ、テープあるんだから」「また明日やろ」

「もういいんです、気持ちだけで嬉しいです」と言ってしゃがみ込む朋己。

どうせ曲がかかったところでその間仙川さんが饒舌になるだけでたかが4分38秒で仙川さんの心を掴もうだなんて、そんな魔法使える訳ないんですよ
思いっきり後ろ向きな朋己に「今日は飲もう!」と元気づける定岡さん。
朋己も「定岡さんのミルクティが飲みたいです」と言います。
朋己の肩をたたきなぐさめる3人、うまくいく日もあれば行かない日もある、そんな毎日を分かち合うことができる仲間ができました。
そこに戻ってきた仙川さん、初めて少しだけ笑っているようにみえました。
梅本
梅本

やっぱり朋己の声が届いてたんだね。自分の事心配してくれる人がいることがうれしかったと思う。そんなに簡単にうまくはいかないかもしれないけど、今日をきっかけに新しい人間関係が生まれたんじゃないかな

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~グッときた名シーン~

全てが見どころだったのですが、「冬の終わり」をもう一度店内で流したいという願いを叶えるために今まで関係性がなかった人たちが少しお互いのことを知り協力していくプロセスと、ワクワクドキドキしながら見守りうまくいかなかったときは慰める

そんな人間関係が大人になってからでもできることってあるんだなと再認識できたところです。

名前も知らなかった人を最後には”ともちん”と呼ぶ、なんだかいいなぁって素直に思いました。

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~知識や教養~

ドラマの中で店内BGMとして懐かしい曲がかかっていました。

聞き取れた範囲で挙げてみたいと思います。

第1話
the brilliant green There will be love there -愛のある場所-
My Little Lover Hello, Again ~昔からある場所~
MAX Give me a Shake
MOON CHILD ESCAPE
第2話
FIELD OF VIEW 突然
SIAM SHADE 1/3の純情な感情
WANDS 時の扉
高橋由美子 友達でいいから
ZARD 心を開いて
第3話
EAST END×YURI  DA.YO.NE
PENICILLIN ロマンス
川本真琴 1/2
T-BOLAN 離したくはない
鈴木あみ BE TOGETHER
第4話
TRF EZ DO DANCE
ユニコーン すばらしい日々
プッチモニ ちょこっとLOVE
LAZYLOU’sBOOGIE  いつもそこに君がいた
DA PUMP  ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~

ほとんど知ってはいたものの調べてみると懐かしい歌声や動画に触れることができました。

皆さんもぜひお時間のある時に検索してみてくださいね。

「ユーミンストーリーズ・冬の終わり」4話あらすじ~まとめ~

ユーミンの「冬の終わり」にはふとしたことから関係が修復できないまま時が過ぎてしまったふたりが登場します。

きっかけは何だったのかもわからないほど些細な事なのだけど、きっとそこには支配欲や独占欲にも似た感情や嫉妬など、幼さゆえの不安定な心が歌われている曲だと思います。

ですが何も学生に限ったことではなく、大人になってからの人間関係もいろいろ難しい。

このドラマは些細な事をきっかけにちょっと踏み出してみたらいろんなことがちょっと変わったかも というドラマ。

どちらかと言うとある一部分だけ切り取って、このあとどうなったのかなと視聴者が思いを馳せていくことで完成するドラマだと感じました。

仙川さんと朋己の関係は相変らずなのかもしれない。

だけどもしかしたら会話もなく一緒に仕事をしていても沈黙が気まずくないかもしれない。

そういう関係も悪くない かも。そんな気持ちになったドラマでした。

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